生桜エビはレンコンがお供のかき揚げで

生桜エビはレンコンがお供のかき揚げで

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生桜えびのかき揚げですdownsize
(生(なま)桜えびのかき揚げです)
生桜エビはかき揚げで
生(なま)の桜エビを頂いたのでかき揚げにしてみました。
小柱などいつものかき揚げでは玉ねぎを添えていますが、今回、桜エビの食感、風味に合いそうなレンコンも加えてみました。





おおよそ2対1対1の割合downsize
(おおよそ2対1対1の割合です)
レンコンと海塩がポイントです
出来上がりの見た目はイマイチですが、海塩(フランス産Fleur de Sel)を一振りして食すると、桜エビの甘味とレンコンの食感が際立ってとてもおいしいです。

材料はコレダケシンプルなかき揚げですdownsize
(材料はこれだけ、シンプルなかき揚げです)
材料はシンプルです
具の材料

生桜エビ 100g
レンコン 50g
玉ねぎ 50g


衣の材料
小麦粉、片栗粉 適量
卵 1個


フランスの海塩(Fleur de Sel)

下ごしらえしたかき揚げの具REVdownsize
(下ごしらえしたかき揚げの具)
下ごしらえは手を抜かずに
レンコンは皮を剥き、水にさらしてから水気をふき取って数mm角に切る
玉ねぎも同じく数mm角に切る
「具」として生桜エビ、レンコン、玉ねぎを混ぜ、残っている水気をキッチンンペーパーで吸い取っておく
かき揚げの「粉」として小麦粉と片栗粉を約1:1でよく混ぜたものを用意する
卵は溶き冷水で薄め「卵液」を作る
「粉」の一部に「卵液」を少しづつ加え、たらすとポタポタと落ちる程度の「タネ」を作る


タネを少量入れるdownsize
(タネを少量入れる)
いよいよかき揚げを揚げます
揚げ油を菜箸から泡が出る程度に熱しておく
「具」に少量の「粉」をまぶしてから「衣液」を加え、直ちに揚げ油に落とす
しばらく揚げ、浮いてきた時に竹串で何か所かを刺して油が行きわたるようにする
途中で裏返しキツネ色になったら取り出し油切りをする

鍋肌から入れて寄せるdownsize
(鍋肌から入れて寄せ、浮き上がってきたら竹串を通す)

かき揚げの完成ですdownsize
(かき揚げの完成です: 盛り付けはもう少し勉強が要るようです)
熱いうちに海塩を振って召し上がれ
熱いうちに海塩少々を振っていただきます。
作り方は簡単、生桜エビとレンコンの相性が良いのでぜひ作ってみてください。

塩の花downsize
(フランスの海塩(Fleur de Sel):かき揚げに良く合います)
生桜エビ販売元ですdownsize
(生桜エビ販売元です)

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ジカ熱に善戦するキューバ;蚊が媒介する感染症との戦い(1)+南仏エクサンプロヴァンス

ジカ熱に善戦するキューバ;蚊が媒介する感染症との戦い(1)
+南仏エクサンプロヴァンス
~ 貧しくとも国民の知恵と工夫と協力があれば感染症と戦える ~


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カリブ海諸国のジカ熱国内感染者数
(カリブ海地域に蔓延するジカ熱と戦うキューバ)
20世紀の革命家が去りましたね
キューバ革命を成し遂げたF.カストロ元議長が亡くなりましたね。革命政府は功罪半ばであったようですが、少なくともキューバの保健医療制度に関しては世界に誇れる成果だと思います。




オークル色の光に包まれた盃型の噴水downsize
(南仏エクサンプロヴァンス、オークル色の光に包まれた盃型の噴水)
熱帯、亜熱帯で猛威を振るうジカ熱
ジカ熱(Zika fever)はウイルス(ジカウイルス、Zika virus)がひき起こす感染症で中南米、西アフリカ、東南アジアなどを中心に世界的にひろがりつつあります。ジカ熱のウイルスはネッタイシマカ(Aedes aegypti)などのヤブカが媒介し、カリブ海地域でも猛威をふるっています。

ジカ熱患者数
(ジカ熱国内感染者数)
貧しくとも知恵と工夫でジカ熱に善戦、キューバ
このジカ熱に立ち向かい、お金がなくても政府と国民の知恵と工夫で必死に防ぎ、成功している小国があります、キューバです。

ミラボー大通りに並ぶカフェREVdownsize
(ミラボー大通りに並ぶカフェ)
陽光の南仏エクサンプロヴァンスのフォトを添えて・・
陽光あふれるイメージで南仏エクサンプロヴァンス((Aix-en-Provence))のフォトを添えます(再掲)(キューバは行ったことないので・・)
エクサンプロヴァンスの過去記事はこれです↓
朝の庭が素晴らしい4つ星ホテル-南仏エクサンプロヴァンス(3)
心地よい光と風、セザンヌの刻印に誘われてエクサンプロヴァンス街歩き(2)
陽光あふれる噴水の街憧れのエクサンプロヴァンス(1)


100万人あたりジカ熱患者数
(人口100万人あたりジカ熱感染者数)
ジカ熱との戦いの優等生キューバ
まず先の表を見てください。何万、何千のジカ熱感染者を出している周辺のカリブ海諸国と比べ、キューバは国内感染者3名と圧倒的に少ない感染者数に抑え込んでいます。これは先進国米国のフロリダ州と同レベル。さすがに水際で完全に遮ることは難しく輸入症例(感染者の入国)は30名ですが。

保健医療の優等生キューバ
※1:人口1千人あたりの医師数2010年(WHO)[人]
※2:平均寿命男女2015年(WHO)[歳]
※3:新生児死亡率(1000人出産当たり)2013年(WHO)[人]
※4: Rankings by Country of Average Monthly Disposable Salary (Net After Tax) (Salaries And Financing)
★:日本は1人(188位)で世界最高位のレベル

極貧国なのに医師の多さは日本を凌ぐ
更に驚異的な比較表を見てください。キューバは医療のレベルが途上国中では飛び抜けて高い国です。もちろん保険・医療の政策・制度が優れているからで豊かだからではありません。特に1人当たりGDPと比較すれば信じられないほど潤沢な医師数が揃っています。これは革命後カストロ政権が保険医療に優先的に取り組んできた成果です。

エクサンプロヴェンス街角の古い噴水downsize
(エクサンプロヴェンス街角の古い噴水)
蚊の駆除こそ熱帯感染症予防のかなめ
熱帯感染症(tropical diseases)を媒介する重要な宿主、中間宿主の1つは蚊です。マラリアの原虫はハマダラカが、デング熱やジカ熱のウイルスはネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどのヤブカ属が主に媒介します。


ミラボー大通りのカフェ店内downsize
(ミラボー大通りのカフェ店内)
国民全員で蚊の駆除に取り組むキューバ
キューバではジカウイルスを媒介する蚊の駆除を徹底して行いジカ熱封じ込めに成功しています。軍まで動員して徹底的に殺虫剤を噴霧する荒っぽい対策もありますが、封じ込め成功の大きな要素はキューバ国民の保健衛生意識の高さとホームドクターの存在だそうです。

陽だまりの四頭のイルカの噴水REVdownsize
(陽だまりの四頭のイルカの噴水)
デング熱に対する勝利が伏線
実はキューバの対ジカ熱善戦には伏線があります。1980年代にアメリカ大陸でデング熱が流行、感染者は34万以上になりました。キューバはデング熱(dengue fever,)を媒介するネッタイシマカを駆除するために殺虫剤の集中噴霧、全国的な報告システム、各省庁の協力枠組み、一般市民への啓蒙活動、蚊に刺されたかの自己チェックを大人はもとより子どもにも奨励し、デング熱の流行を4カ月で終息させました。

南仏の陽に木陰が濃いミラボー大通りの並木REVdownsize
(南仏の陽に木陰が濃いミラボー大通りの並木)
ボウフラが湧く水たまりには罰金を
日ごろから衛生と健康に気を配り怪しいと思えば無料で診てもらえるからです。キューバでは医療も教育も無料です。そして最も効果的だった施策が家や庭などに雨水などが貯まる容器や空き缶を放置する罰金を科される法律だったそうです。デング熱でもジカ熱でも感染者がいないか、戸別訪問も行っています。まさに知恵と工夫と協力の成果、見習うところ大ですね。

感染症アウトブレークを招く「不都合な真実」
IPCCの報告書が示すように、炭素貯金(石炭、泥炭、石油、シェ-ルガス、天然ガスなど)を取り崩し二酸化炭素をこれまでにないハイペースで大気に放出する(ヒツジさんのメタンのゲップも含め)ことで、例えば、蚊の生息域が広がり、様々な感染症リスクを高めています。
トランプさんが何と言おうと「人為的地球温暖化」は科学に基づく「今そこにある危機」、「不都合な真実」です。


苦難の道が続く医療先進国キューバ
未だ続くアメリカの経済制裁、かって重要な支援国だったソ連の崩壊、やむなく中国から買う医薬品も高価・・・と蔓延地域のカリブ海でジカ熱と一人善戦するキューバもこのままでは「刀折れ、矢尽きる」かも知れません。「キューバモデルはもはや崩壊」とも言われているようですし。

日本に売り込むほど高いバイオ技術でジカ熱ワクチン自力開発
数年前さる独法でバイオのアドバイザーだったときに、日本にバイオ技術の売り込みに来たキューバの方々とお話しをする機会がありました。その高い研究技術水準に、不勉強だった私は感銘を受けました(残念ながら当時の日本-キューバ関係下ではdeal支援は難しかったのですが・・・)。
現在キューバはジカ熱ワクチンを自力開発中です。翻ってワクチン後進国日本はどうするのでしょう?


健康医療のかなめは保健衛生意識
医療のかなめは予防です。疾病予防、特に感染症予防のかなめは国民一人一人の保健衛生意識です。貧しくとも高い医療水準を維持し、ジカ熱に善戦するキューバに学ぶところも多々あるように思うLevalloisbeeです。

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沖縄ルート渡来のご先祖は最古の釣り針を使ったシーフードグルメ+竹富島(再)

沖縄ルート渡来のご先祖は最古の釣り針を使ったシーフードグルメ
+竹富島(再)


あけましておめでとうございます。旧年中は拙いブログにも関わらずご訪問ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。正月早々少し長い記事ですが、イラストと竹富島の写真と見出しを拾い読みしてみてください。Levalloisbee

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後期旧石器時代の釣り人REVdownsize
(後期旧石器時代の釣り人はシーフードグルメ)
沖縄から渡来のご先祖さまはシーフードグルメの海の民
世界最古の釣り針を作った、南から海を越え渡来したご先祖さまは漁の匠にしてシーフードグルメな海の民だったと言うサイエンス小ネタ、沖縄つながりで先島諸島の竹富島のフォトを添えます。
竹富島歩きの過去記事です↓(クリックで飛びます)
すてきな授業「君が“君の中”で一番得意なもの」
動物の熱中症対策、ゾウの耳、コウモリの翼、ステゴザウルスの鎧板 +竹富島番外編





けだるい午後の竹富島フェリー乗場downsize
(けだるい午後の竹富島フェリー乗場)
世界最古2万3千年前の釣り針が沖縄で発見
3つとされる日本渡来ルートの内、海のルートの最初の橋頭保、沖縄では今、3万年~4万年前頃まで遡る遺跡や遺物が続々と発見されています。今回ご紹介の2万3千年前(同じ地層の木炭の放射性炭素年代測定による)の世界最古の釣り針もその1つです。
3つの日本人渡来ルートの過去記事です↓
アフリカを出て袂を分かった兄弟姉妹が日本で再会 石垣ダイブ再び

緑の中のシーサーdownsize
(緑の中のシーサー)
ユニークな貝器の釣り針
更に驚くのは(他地域の遺跡の骨製などの釣り針とは異なり)この釣り針は貝殻を加工した「貝器」であることです。早速2014年に新聞報道され、今年2016年には一流科学誌に論文が掲載されました(文末の出典を参照ください)。

白砂の道と緑が青空に映えるdownsize
(白砂の道と緑が青空に映える)
注目の沖縄南部サキタリ洞遺跡
沖縄本島の南部、南城市のサキタリ洞遺跡は2009年から沖縄県立博物館・美術館が発掘調査を開始し、これまでに、1万3千年前の石英製の石器、2万~2万3千年前の貝器(スクレイパーやビーズ)
1万2千年前の人骨や石器、9千年前の「押引文土器」が出土しています。


花を食べるシーサーdownsize
(花を食べるシーサー)
沖縄のご先祖は漁の匠、海の民
今回発見の最古の貝器の釣り針が出土した2万3千年前頃の地層からは川のウナギ属、海のブダイ属、アイゴ属の骨が見つかっていて、これらは世界最古の釣り針で釣った釣果らしいのです。

フェリー乗船券売場の跡downsize
(フェリー乗船券売場の跡)
ご先祖は調理もしていたシーフードグルメ
他にも食べたモズクガニの爪、淡水貝カワニナ、火を使った跡の焼け土も発見され、シーフードを調理していたようです。沖縄に暮らしたご先祖の後期旧石器人は結構なシーフードグルメだったみたいです。
縄文人もシーフード・グルメの過去記事です↓
縄文人は海鮮グルメ、おこげが語る世界最古+北フランス、ドーヴィルの雨

「イェーイ、ベイビー」downsize
(「イェーイ、ベイビー」)
地域の根ざした独自の沖縄貝器文化
沖縄遺跡の貝器は今回発見の釣り針のほか、狩猟に使う矢じり、漁の網のおもり、食べ物などの容器、更には魔除けと、様々な生活道具に使われていたようで、沖縄の先史文化の大きな特徴だそうです(日本の他地域で出土の貝器が装飾品であるのとは違って)。

郵便局を守るシーサーREVdownsize
(郵便局を守るシーサー)
貝器には加工した痕と使った痕がある
サキタリ洞遺跡からはマルスダレガイ科二枚貝の工具、クジャクガイの工具、ツノガイや小型の二枚貝の装飾品の3種、23点が出土しており、刃を鋭くするために人為的に打ち欠いた「加工痕」や、使用に伴う磨滅・光沢・傷痕から分かる「使用痕」が見られたそうです。

ハイビスカスREVdownsize
(ハイビスカスです)
後期旧石器時代の「和風総本家」サキタリ
これらの貝器は食材を切ったり、何かを加工したりしていたのではないかと推測され、完成品とともに加工中の未完成品の貝器も出土しました。サキタリ洞は後期旧石器時代の「和風総本家」の工房でもあったようです。

青空に向かって白砂の道の伸びているdownsize
(青空に向かって白砂の道の伸びている)
新たな大地、日本列島への渡来3ルート
2000万年前から1500万年前頃にかけて日本海とともに出来た日本列島にもやがて3万年~3万5千年前頃には出アフリカを果たした現生人類(Homo Sapience)が主に3つのルートで渡来したようです。
日本海のでき方の過去記事です↓
お餅でシミュレーションする日本海の作り方+北仏オンフルール番外編

冒険の海の渡来ルート「台湾→沖縄」を再現する
その内、最も冒険に富む海の台湾→沖縄ルートについては、今年2016年、国立科学博物館の海部陽介氏の研究グループが「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」として草舟で渡航再現を試みたことがマスコミ報道されましたし、拙ブログでもご紹介しました。
海部氏のプロジェクトです↓(リンク貼っていますのでクリックで飛びます)
国立科学博物館新たな冒険!3万年前の航海 徹底再現プロジェクト

海を渡らければ世界制覇はできない
現生人類が出アフリカ後、全世界に広がっていった途上では、日本列島渡来のように、何か所かで必ず海を渡らねばならず、海の環境への適応が必須だったと思われます。

石器時代から太平洋で広く海の暮らし
一連の発掘調査により沖縄の島で3万5千年から1万3千年前にかけてヒトが住み、漁労をしていたことが分かりました。これまで旧石器時代の海のくらしの遺跡はインドネシアとニューギニアに限られていましたが、後期旧石器時代すでに西部太平洋の低緯度から中緯度の広い地域で漁労など海の暮らしの文化があったようです。

石を使わない地域に根差した貝器文化
サキタリ洞をはじめ後期旧石器時代の沖縄の遺跡からは石器がほとんど見つからないそうで、沖縄では石器の材料の堅い石は入手難だし大きな獲物動物も少なく鋭利な石器はあまり必要でもなかったようです。沖縄の貝器文化は沖縄固有の自然環境に即した個性的で優れた文化であったらしいのです。

サキタリが古代の海の技術に光を当てる
サキタリ洞には今回発掘した地層よりも古い時代の地層も残っており、今後の調査の進展が期待されている注目の遺跡だそうで次の研究成果が楽しみですね。今回の日本人研究者によるサキタリ洞の発掘と貝器など遺物の発見が、海を渡って世界に広がっていった石器時代の人々の海の暮らしと技術を明らかにしてゆくさきがけになればいいですね。

出典はリンク貼っていませんので参照されるときはURLをコピペしてください

出典:”Advanced maritime adaptation in the western Pacific coastal region extends back to 35,000–30,000 years before present” 藤田祐樹氏、山崎真治氏、海部陽介氏ら Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America誌 vol.113 No.40 P.11184, doi: 10.1073/pnas.1607857113
http://www.pnas.org/content/early/2016/09/13/1607857113.abstract
出典:”World’s oldest fishhook found on Okinawa” Science誌 Vol 353, Issue 6306 23 September 2016
http://www.sciencemag.org/news/2016/09/world-s-oldest-fishhook-found-okinawa?utm_campaign=news_weekly_2016-09-23&et_rid=208065204&et_cid=830762
出典:「沖縄の貝器文化を探る」山崎真治氏、沖縄県立博物館・美術館 学芸員コラム
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/column/column095/index.html
出典:「国内最古の貝器出土 南城サキタリ洞、旧石器初」琉球新報2014年2月16日
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-219549.html


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エビとカシューと九条ネギの炒め物、不思議な味と食感のハーモニー

エビとカシューと九条ネギの炒め物、不思議な味と食感のハーモニー
~ パクリとひとヒネリのハイブリッド・レシピ ~

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エビとカシューと九条ネギの炒めものdownsize
(エビとカシューと九条ネギの炒めものです)
不思議な味と食感のハーモニー
エビのプリっとした食感、ネギの香りと旨味、カシューナッツの濃厚なコクと食感がフシギにハーモニーな一品になりました。九条ネギがもう少し多くてもいいかも?
主役のエビは背中から深くハサミを入れることで炒めるとプリっと開きます(背ワタも取りやすくなりますし)。





下ごしらえした主な材料ですREVdownsize
(下ごしらえした主な材料です)
パクリ&ひとヒネリながら一味違うおいしさ
再び大好きな料理TV番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」のレシピ(2016年7月20日)「海老とクルミのピリ辛炒め」(★)を“パクリ&ひとヒネリ”、中華の定番「鶏とカシューナッツの炒めもの」との“ハイブリッド・レシピ”です。でも多分、また一味違ったおいしさになったと思います。

ニンニクネギの白い部分を炒めカシューを戻すREVdownsize
(ニンニクネギの白い部分を炒めカシューを戻す)
やっぱり別に炒めるカシューです、塩少々が味を引き締め
クルミをカシューナッツに置き換え、ピリ辛をやめることに合わせて甘さを抑えたレシピです。あっさり仕上げるため、ごま油はサラダ油に替えました。わずかな量ですが、塩が味をしめるポイントです。カシューナッツを別に予め炒めておくのもコツです。

エビの両面を焼いておくREVdownsize
(エビの両面を焼いておく)
合わせ調味料は2倍作って再現性を高める
再現性を高める(もう一度作っても同じ味になる)ため、わざと合わせ調味料を2倍量作りその半量を使います。

最後に九条ネギの青い部分を合わせるdownsize
(最後に九条ネギの青い部分を合わせる)
さぁ、材料と下ごしらえ
エビはしっかり下処理をしておきます。
●エビ(ブラックタイガー)10尾(約200g):調理ハサミで背中からやや深く殻に切れ目を入れる→殻をむいて背ワタを取る→日本酒に15分浸し、水洗い→水切り後、片栗粉でもみ洗い→再度水洗いして水気をぬぐっておく
●生カシューナッツ50g
●九条ネギ2本:青い部分は1-2cmの斜め切り、白い部分は0.5-1cmの小口切り
●にんにく 1片:薄いスライスに
●サラダ油 適量


日本酒でエビの臭みを取るREVdownsize
(日本酒でエビの臭みを取る)
2倍量で合わせ調味料の配合を安定させる
合わせ調味料は2倍量のレシピで使うのはこの半量です。さとうが溶けるまでよく混ぜます。
(少量づつの微妙な比率なので倍量にすることで安定したレシピになります)
合わせ調味料(2倍量)
●砂糖 大さじ2
●日本酒 大さじ2
●醤油 大さじ2/3
●水(お湯) 15ml
●塩 小さじ1強
●片栗粉 少々


味付けしていないカシューを使うREVdownsize
(味付けしていないカシューを使う)
一気に炒めて仕上げます
作り方

1. フライパンでカシューナッツをサラダ油少々で茶色に色づくまでよく炒めて取り出しておく
2. 続けてエビの裏表を焼く要領で白っぽく不透明になるまで中火で炒め、同じく一旦取り出す
3. 強火にしてにんにく、次いで九条ネギの白い部分を加えて炒める
4. 一旦炒めたカシューナッツを、次いでエビをフライパンに戻す
5. 強火のまま2倍量合わせ調味料の半量を加えてさっと混ぜてからめる。日本酒のアルコール分を飛ばすため“ちょっと煮詰める”感じまで火を入れる。
6. 最後に九条ネギの青い部分を加えてサっと合わせ炒め(炒め過ぎないこと)、皿に盛る


完成です熱いうちにいただきますREVdownsize
(完成です。熱いうちにいただきます)
熱いうちに召し上がれ
熱いうちに皿に盛っていただきましょう。ご飯にも合いますよ。


★参考の出典:上沼恵美子のおしゃべりクッキング「海老とクルミのピリ辛炒め」2016年7月20日(水)放送

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海鳥さん食べちゃダメ!それ、餌じゃない、DMS風味のプラゴミ+Xmasのボルドー(再)

海鳥さん食べちゃダメ!それ、餌じゃない、DMS風味のプラゴミ
+Xmasのボルドー(再)
~ 海鳥は餌の臭いDMSに惑わされ漂流プラスチックを誤って食べてしまう ~

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海鳥もクジラも磯臭さで餌を知るREV
(海鳥もクジラも磯臭さで餌を知る・・らしい: 過去記事より転載)
海鳥が漂流プラゴミを誤食する訳は?
海鳥は海に漂流しているプラボトルなどのプラスティック・ゴミを餌と間違えて誤食し、時に命も危うくなるようですが、なぜ?と言うサイエンス小ネタです。グルメ?つながりでフランスのボルドー(Bordeaux)のフォトを添えます。
ボルドーのXmasの過去記事はこれです↓
大河ガロンヌが潤すワインの郷ボルドーは大人の街
星に導かれる神の虫フンコロガシ+ボルドー番外編





Bordeauxの夕暮れREVdownsize
(ボルドーの夕暮れ)
磯臭さDMSはおいしい餌の匂い
「磯臭さ」の正体はジメチルスルフィド(DMS、dimethyl sulfide)、植物プランクトンの臭いで、そこにはこれを食べる動物プランクトンも、更にこれを餌とする魚もいます。だからその魚を餌にする海鳥やクジラ類にとっては「磯臭さ」DMSはおいしい餌の匂いです。
磯臭さはクジラにとって餌の匂いの過去記事はこれです↓
クジラたちの水中感覚とは捨てて拾い直した嗅覚+石垣のサカナたち

朝のボルドーはビジネスの街の顔downsize
(朝のボルドーはビジネスの街の顔)
餌の匂い(DMS)がする海のプラスティックゴミ
プラスティックのゴミは海を漂ううちに藻がつきます(浜に打ち上げられたプラ片が緑色に汚れていますよね)。その藻がDMSを海上の大気に排出します。このDMSは海鳥たちにとって「餌の匂い」なので緑に汚れた漂流プラスティックゴミを間違えて食べてしまいます。

ネプチューンとフリゲートdownsize
(ネプチューンとフリゲート)
嗅覚で餌を見つける海鳥
アホウドリなどの海鳥が広い海の上で餌である水中の魚の群れを見つけるには視覚より嗅覚を使います。海面近くで光合成により植物プランクトンが大量発生すれば、植物プランクトンを食べる動物プランクトンが集まり、今度は動物プランクトンを餌にする魚が集まります。

雨上がり朝の広場downsize
(雨上がり朝の広場)
新品ならプラスティックは食べません
出典著者のMatthew S. Savoca氏らの研究で、海鳥は藻がついた漂流プラスティックは食べるが、同じ種類のプラスティックでも新品は食べないことが分かりました。
海鳥にとってプラスティクがおいしいんじゃなくて、餌の匂い(DMS)が付いていると「おいしい餌」と勘違いするようです。一方、嗅覚に頼らない餌取りをする海鳥では誤食はほとんどなかったそうです。


オマールの一皿、ボルドーの赤とも合いますdownsize
(オマールの一皿、ボルドーの赤とも合います)
プラゴミの誤食が海鳥を傷つける
間違えて食べたプラスティックは海鳥には消化できませんから、消化管に貯留して餌が摂れなくなったり、消化管を傷つけたりして時に死んでしまうこともあるようです。このようなプラゴミ誤食は、同じく嗅覚で餌を探すクジラ類でも起こっているようです。


サンタンドレ大聖堂の堂々とした佇まいdownsize
(サンタンドレ大聖堂の堂々とした佇まい)
58万個/平方kmもある海のプラゴミは増える一方
海のプラスティックゴミは平均して1平方kmあたり58万個以上(破片)も漂っているそうです。
1950年代以来、11年で倍増のペースで世界のプラスティック生産量は毎年拡大し、現在年間30万トンに上るそうです。そのごく一部とは言え海に漂い出たプラスティックゴミもますます増えています。


イルミネーションに賑わいの余韻が残る雨の夕暮れdownsize
(イルミネーションに賑わいの余韻が残る雨の夕暮れ)
このままでは広がる一方のプラゴミ誤食
このまま行けば2050年ごろには漂流プラスティック誤食の被害はほとんどの海鳥(の属)に及ぶ恐れがあるそうです。空からやってきますが、海鳥たちは海の頂点捕食者の1つです。私たち、ヒトが何とかしないと海の生態系が崩れることになるかも知れませんね。

出典:”Marine plastic debris emits a keystone infochemical for olfactory foraging seabirds” Savoca et al. SCIENCE ADVANCES 2016;2: e1600395 9 November 2016
出典: “Why do seabirds eat plastic They think it smells tasty” Sid Perkins, Science Nov 9 2016, Science: Weekly Headlines
出典: “Nearly every seabird may be eating plastic by 2050” Sid Perkins, Science Aug. 31, 2015


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3人の天才が生んだ美しき器用貧乏A-20ボストン

3人の天才が生んだ美しき器用貧乏A-20ボストン
~ DB-7、ボストン、ハヴォック、A-20・・たくさんの名と顔を持つ縁の下の力持ち ~

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鍵コメを頂いた方へ
お知らせありがとうございます。当該の記事の記述を新しい情報と入替えました。
Levalloisbee 2016/12/11

アルジェのSAAFボストンIII
(アルジェ上空のSAAF(南アフリカ空軍)ボストンIIIのつもり、出展イラストと背景から合成)
「君の名は。」→ じゃ、とりあえずボストンで・・
この名機にして地味機の名前をなんて呼べば良いのでしょうか?多くの国で使われ、まずフランスでDB-7、次いで英国でボストン(Boston)、夜戦型はハヴォック(Havoc)、やがて生国米国でA-20ハヴォック、その夜戦型はP-70ナイトホーク(Nighthawk)・・と名前もたくさんあります。以下「ボストン」と呼びます。




大戦を通じて全戦域で9ケ国に使われたボストン
ボストンは約7500機も製造され、第二次大戦初期(1940年)から終戦まで、ほぼ全戦域(欧州、地中海、アフリカ、ロシア、太平洋)を舞台に、9ケ国で使われたベストセラーです。でも器用貧乏がたたり縁の下の力持ちにとどまった地味機でした。

ボストンはこんな飛行機
(ボストンはこんな飛行機)
ボストン生みの親は天才トリオ;ハイネマン、ノースロップ、ダグラス
DB-7/ボストンはダグラス(Donald Wills Douglas, Sr.)、ノースロップ(John Knudsen Northrop)、ハイネマン(Edward Henry Heinemann)の黄金トリオが生み、ハイネマンが仕立て上げた美しいヒコーキです。

ノルマンディCaen近郊の仏空軍A20J
(ノルマンディCaen近郊の仏空軍DB-7(A20J)のつもり)
ベンチャーが元気だった佳き時代-
1930年代の航空業界は新興産業、多くの天才、起業家、ベンチャー企業が現れM&Aも盛んで、ノースロップ社はダグラス社に吸収合併、ノースロップと若い部下ハイネマンも移籍します。ダグラス指揮下でノースロップ、ハイネマンの天才トリオが自主開発(private venture)した軽爆がModel 7。

ボストンを仕立て上げたのはハイネマン
やがてノースロップは袂を分かちノースロップ社を再興し、一方ハイネマンはダグラス社に残ってModel 7を大幅設計変更しModel 7Bへ、更にDB-7(後のボストン)へと仕上げました。

パラオのビーチのP70
(パラオのビーチをゆくP-70のつもり)
残念、B-25との競争では負け組に
まだ新興産業だった当時(1930年代)の航空機産業は、大きな潜在市場を期待する急速な技術革新と激しい企業競争の時代だったようです。5社競合の1939年の軽爆競争入札ではマーチン167(後のメリーランド)とともにボストンの雛型DB-7もNA-40(後のB-25)に敗れました。
メリーランドの過去記事です↓
メリ-ランドからバルチモアへアメリカ東部の旅ではありません

米国機“爆買い”の“カモ”がやってきた
「捨てる神あれば拾う神あり」と、そこへ折よくナチスドイツ再武装に慌てたフランス購入委員会(French Purchasing Commission)ご一行という“カモ”がやってきて、まんまと受注に成功しました。この辺はメリーランドの身の上話とそっくりですね。


ドーバーの白い崖をゆくRAFボストンIII
(ドーバーの白い崖をゆくRAF(英空軍)ボストンIIIのつもり)
フランスを逃れ北アフリカで生国に討たれる
ようやく買ったDB-7(後のボストン)がフランス空軍に配備された頃にはナチスは破竹の進撃。多勢に無勢、DB-7は北アフリカに逃れヴィシー政権軍の戦力となり、今度は連合軍北アフリカ上陸戦で壊滅します。生国に攻撃されるという皮肉な結果でした。

RAFが引き取った余り物は大当たり
あたふたとダンケルクから撤退したRAFは敗れたフランスが米国に予約購入していた多種多様なヒコーキを引き取ることになりました。多くは駄作っ機でしたが、掘り出し物もあって、その1つがDB-7(後のボストン)でした。これが使いやすいし高性能。早速ボストンと命名、RAF自身も新たにお買い上げ。でもフランス仕様はスロットルレバー(車ならアクセル)の方向が逆で困ったみたい。

最高速度
(最高速度の比較)
殴り込みならモッシーやボーの先輩です
高性能なので軽爆だけじゃもったいない、黒く塗って夜間侵攻攻撃機にしよう、機首には12丁もの機銃をつけたボストンは、名もハヴォックと改め占領下の欧州の夜に殴り込みをかけました。
まだボー(Beaufighter)は試作中、夜戦ブレニムはショボ過ぎるので重いレーダーを積んだDB-7は夜戦ハヴォックになりました。便利なその場つなぎ(stop-gap)としてボストン/ハヴォックはモッシー(Mosquito)やボーの先達なんです。でも本命ボー、モッシーが揃ったらお役御免に。


ありあわせの夜間戦闘機
ボストンにはもう1つのtop gapがあります。米軍本命夜戦P-61ブラックウィドウまでの“練習台”夜戦P-70ナイトホーク。南太平洋でちょっと使われたみたいですが、この頃にはすでに性能不足でした。

エンジン馬力比較
(エンジン馬力比較)
究極のマニアック夜戦、タービンライト、パンドラ
究極のマニアック夜戦はRAFのタービンライト作戦、ハヴォックが探照灯で敵機を照らしハリケーンが墜とすと言うもの。更に空中機雷で敵機を引っかけるパンドラ作戦にもハヴォックは狩りだされました。もちろんいずれも役立たず、器用に改造できちゃうから地味機になっちゃうんだろうか?(岡部さんの「世界の駄っ作機:番外編 蛇の目の花園2」に詳しいですよ)

仏英米露豪伯で活躍、レンドリースの申し子
ボストンは信頼性が高く使い易い、そこそこ高性能で大量生産できる→じゃ、「レンドリースしよう」(米国が連合国のために武器を生産して貸してあげる仕組み)と言うことでボストンは米英仏にソ連をはじめオーストラリア、ブラジルなどで使われました。


デザートスキームのボストンIIIdownsize
(デザートスキームのボストンIII)
ハイネマンの揺るがぬテーマ「スリム、パワフル、コンパクト」
ボストンの横顔はフツウの軽爆ですが、上から見るとまるで印象が違う。贅肉を絞った細くスリムな、直線が多いシンプルでエレガントなデザインです。ハイネマンのコンセプト(スリム、パワフル、コンパクト)が色濃く反映されているように思います。ハイネマンはMr. Attackerと呼ばれ、その設計思想はA-26インベーダー、A-1スカイレーダー、A-4スカイホークに受け継がれていますよね。
ハイネマン作品の過去記事です↓
天才航空機デザイナーエド・ハイネマンと優雅な子供たち

でも乗員の行き来は無理っぽい
当時としてはスマートで美しくユニークな素晴らしいデザイン・・・でもこれはハムデンと同じ問題を抱えていて、狭い胴体では乗員間の交替、サポート、コミュニケーションが難しいのです。その反省からか、ハイネマンは後継機A-26インベーダーではモスキートのような並列複座の操縦席としています。
それでも愛され、大戦全期間を通じて使われたんだから、ボストンはやっぱりすごいヒコーキです。

ハムデンの過去記事です↓
空飛ぶフライパンと金魚の空似 「戦闘重爆撃機」ハムデンって知ってますか?

評判の良い器用貧乏、ビッグユーザーも無頓着
どこでも「使いやすく高性能」と評判が良いボストン、でも便利過ぎて様々な任務をこなせた結果、これと言った武勇伝もなく、器用貧乏のまま地味な縁の下の力持ちに終わりました。
例えば、ボストンのほぼ半分約3000機のユーザーはソ連(現ロシア)、性能から推してきっと重宝しただろうに戦歴はまったく聞こえてきません。


ヒーローにはやっぱり中途半端なのか?ボストン
下衆の後知恵で言えばB-25くらい設計にゆとりがあるか(75mm砲を積むくらい)、モスキートくらい性能が尖がっていないと(フォッケを振り払えないと)、戦史に残り小説や映画になるような主役にはなれなかった、と言うことでしょうか?

Gを率いるJを狙え
1944年頃には、性能のいいヒコーキだけど、ツン抜けていないし、第二世代が出遅れてちょっと古くなってきたかな?の印象のボストン。
現実主義のRAFはボストンをノルマンディー上陸作戦では煙幕張りに使いました。
一方、米陸軍航空隊のA-20は大陸反攻で近接支援を担当、ソリッドノーズの多数のG型を透明機首のJ型が照準し誘導するものでしたが、直ちにドイツ側も見破り、先導するJ型に攻撃を集中したため損害を大きくしました。


結局、器用貧乏ってことかも
DB-7に始まりA-20ハヴォックまで酷使されまくった地味な何でも屋のボストン一家は天才ハイネマンのデザインが優れている一方で、任務はひたすら地味、でもちゃんと、しかもとんでもなく長期に使われた・・・、結局、器用貧乏だったのかも?

ボストンの性能・諸元
A-20G(ダグラスDB-7)
乗員 3名
全長:14.63 m 全幅:18.69 m 全高:5.36 m、翼面積::43.11m2 全備重量:10,964kg
エンジン:Wright R-2600-A5B "Twin Cyclone" 1,600hp×2基 (双発)
最大速度:546 km/h (3,050 m) 航続距離:1,690 km 実用上限高度:7,255m
武装 爆弾904kg 12.7mm機銃×9丁


出典:squadron/signal publications Aircraft No 144 “A-20 Havoc in action” Jim Mesko氏著
出典:Aero Journal hors-serie No6 “Le Bombardment Francais Tome II 1940/1945”(2004年Aero-Editions International社)
出典:世界の傑作機 No127 「ダグラス A-26 インベーダー」(2008年文林堂)


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バイオロギングが明かすアマツバメの10か月ほぼ空中生活+南イタリアのソレント

バイオロギングが明かすアマツバメの10か月ほぼ空中生活
+南イタリアのソレント

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南イタリアのソレント海岸パラソルやチェアーが整列する海水浴場downsize
(南イタリアのソレント海岸、パラソルやチェアーが整列する海水浴場)
地上に降りないアマツバメ
この研究成果は新聞記事(2016年10月31日朝日新聞夕刊11面)にも載りましたから、ご存知かも?最新バイオロギングがヨーロッパアマツバメの驚くべき空中生活を明かしたサイエンス小ネタです。
ヨーロッパアマツバメが渡りで通るらしい南イタリアはソレントのフォトを添えます(再掲)。

ソレントの過去記事です、クリックで飛びます↓
南イタリア ソレントはナポリ湾に立つ断崖絶壁の街




年10か月は99.9%空中生活
2013-2015年の2年間のバイオロギングにより1年の内、繁殖シーズン以外の10か月はほぼずっと(99.9%)空中のみの生活だとわかりました。
ヨーロッパアマツバメの繁殖は初夏6月、ヨーロッパの都会のビルや煙突に、時に岩壁に営巣しますが、繁殖シーズン以外の10か月はずっと飛んでいたのです、もちろん4月と9月のアフリカ-ヨーロッパ間の渡りも含めて・・。アフリカで越冬する間もずっと地上に降りてこないのです!

タカからネコへの進化REVdownsize
(こちらはヒコーキのMartlet)
いとやんごとなきアマツバメ
common swift、ヨーロッパアマツバメは欧州諸侯の紋章にもなっている「いとやんごとなきトリさん」です。ツバメ、イワツバメとされる紋章「martlet」はそのデザインからアマツバメswiftに由来し、昔は「いつも空中に居て足が無い鳥」と信じられていました。実際、観察から「ほとんど空に居て、食事、飲水、交尾まで空中で行う」ことが分かっていました。
マートレットことF4Fの過去記事です↓(クリック)
狼を追うイワツバメ大西洋のマートレット
究極の折り畳み技グラマンF4Fの1回ひねり後方閉じ


common swift WikiENGよりREVdownsize
(ヨーロッパアマツバメはこんな鳥(ウキペディアよりお借りしてます))
小さい、速い、高い、遠いアマツバメは秘密のベールに
1. アマツバメは体長わずか16-17cm、翼幅38-40cm、体重もテニスボールほど、小っちゃいので普通の計器を付けられない、
2. 最速時速170km近く(大谷投手並み)で飛び回り捉えにくい、
3. ヨーロッパとアフリカを海を越えて渡るのでとても追いかけてゆけない、
4. 普段は高空で暮らしていて見えにくい
・・のでその生態は捉えらず秘密のベールに包まれていました。


黄色とオレンジの家並がいかにも南欧downsize
(黄色とオレンジの家並がいかにも南欧です)
先端バイオロギングでアマツバメ空中生活をスクープ
アマツバメが実際どのくらい空に居て、いつ地上に降りるのか、地上からの観察では正確なデータを得ることは難しく確証はなかったそうです。
ところが、最近の技術進歩によりバイオロギングの装置(データロガー、data logger)はますます小型、軽量化、長寿命(高容量省電力の記憶媒体)となり、アマツバメの驚きの空中生活が明らかになりました。

バイオロギングの過去記事、クリックで飛びます↓
ご自宅拝見バイオロギングで垣間見る動物の私生活 南ブルターニュ キブロン
海のトップスイマーマグロでも陸のママチャリ並みです;バイオロギングその2
空飛ぶ者たちを追う愉快なローテク; バイオロギングその3
「空賊」グンカンドリ、バイオロギングが明かした空中生活


粋な看板の船着き場downsize
(粋な看板、ソレントの船着き場)
わずか1gのロガーで2年間記録の苦心
出典著者のスウェーデンのルンド大学Hendenstrom氏らはわずか1.1gの超小型データロガー(micro data logger)をスウェーデンで19羽のヨーロッパアマツバメに取り付け2年間にわたって生態の記録が取りました。

省エネ、記録量節約でロガーを軽量化
3次元の加速度計で飛翔をモニターしますが、上下の動きがあるときだけ「飛行」として記録開始。また、アマツバメは壁にしがみついてとまるので、姿勢が45度以上なら「とまっている」と記録されます。こうして記録量を抑え軽量化に成功しています。

ジオロケーターの原理
(ジオロケーターで現在地の緯度と経度を測定する)
日の出日の入りをチラっ見して位置を知る
日の出日の入り時刻を記録するジオロケーター(geolocator)で現在地の経度と緯度をモニターしますが、測るのはコースを予測し、年数回、数日だけです。このように最低限の記録量で軽量化を図り2年間ものデータが取れたそうです。また、念のためレーダーで追った結果と照合し確認されています。

あふれる陽光に木陰まで輝くソレントの街downsize
(あふれる陽光に木陰まで輝くソレントの街)
歩かないアマツバメはスパイダーマン
アマツバメは餌である昆虫の摂餌はもちろん、生殖も、巣の材料集めも空中で行います。
アマツバメ一の仲間は他の鳥と違い、足の指4本がすべて前向き、つまりは歩けないけれどしっかり摑むに適しています。実際、アマツバメは歩かないし、地上では崖やビルに張り付いて過ごします、スパイダーマンみたいに・・・。アマツバメの暮らしはすごいですね。


アマツバメ新聞記事downsize
(アマツバメ空中生活の新聞記事)
飛ぶってタイヘンなことなんです!
トリさんにとって飛ぶことはとてもエネルギーを使います。だから飛ぶ必要がない(捕食者がいない)海洋島ではヤンバルクイナやニュージーランドのタカヘのように飛ばない鳥が進化します。

太陽の恵みで飛び続ける省エネ飛行術
アホウドリなど海鳥もそうですが(古代の翼竜も)グライダーのように海が日射で温められ生じる上昇気流に乗るソアリングを使います。これで筋肉をあまり使わない「省エネ」空中ライフが出来ると言う訳です。バイオロギングからアマツバメも太陽が大気を温める日中はソアリングを多用する省エネ飛行生活だとわかりました。
省エネ飛行するアホウドリと翼竜の過去記事です↓(クリック)
海鳥、翼竜、マリタイム機に共通するものとは?

三日月後退翼のHP ヴィクターdownsize
(三日月後退翼のHP ヴィクター(英ケンブリッジ郊外IWM博物館))
高アスペクト比三日月翼の優れた空力デザイン
ハンドレページ・ヴィクター(Handley Page Victor)のような、高アスペクト比の三日月後退翼、流線形の胴体、アマツバメの空力デザインは「省エネの持続可能な空中生活」に見事に適応しています。

小っちゃなアマツバメの脂肪貯金
アマツバメたちの空中生活は楽なものではありません。地上とは違い、空中ではどこで餌(昆虫)に出会えるかは極めて不安定です。だから数日間絶食しても生き続け、飛び続けられるようアマツバメは脂肪を蓄えることで対応しています。

いつ眠るの?アマツバメ君
この研究結果から新たな疑問が出てきます、「どうやって1日中飛んでいられるの?」とか、「いつどうやって寝るの?」とか。イルカや渡り鳥のように左右の脳が交替で眠る「シフト勤務」なのでしょうか?
アマツバメは小さいけれど高度な空中生活を営むすごいトリさんなんですね。


出典:“Annual 10-Month Aerial Life Phase in the Common Swift Apus apus” Anders Hedenstrom et al. Current Biology 26, 1–5 November 21, 2016
出典:“These frequent-flying swifts stay aloft for 10 months a year” Patrick Monahan Science Oct 27 2016 DOI: 10.1126/science.aal0311
出典:2016年10月31日朝日新聞夕刊11面 「ヨーロッパアマツバメ;10ケ月着地せずアフリカと往復」
出典:ウキペディア記事「ヨーロッパアマツバメ」、「アマツバメ科」、”Martlet”


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あっさりシャキシャキ甘さ控えめレンコンとごぼうのきんぴら

あっさりシャキシャキ甘さ控えめレンコンとごぼうのきんぴら
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レンコンとごぼうのきんぴらdownsize
(レンコンとごぼうのきんぴら、あっさりシャキシャキ甘さ控えめです)
甘さ控えめシャキシャキのきんぴら
レンコンのシャッキリとごぼうの香りをシンプルに楽しむ、甘さを抑えたキンピラです
今回のレシピはテキトウに考えたものですが、作りたてを炊き立てのご飯に乗せて食べるととてもおいしいですよ。冷蔵庫で1週間くらい保存できますし、味も変わりませんので、お試しあれ。




材料を揃え下ごしらえしておくdownsize
(材料を揃え、下ごしらえしておきます)
ご注意:写真はすべて掲載レシピの2倍量です(作り置きだったので・・・)
具材の切り方もポイント
レンコンを縦切りにすることでシャキシャキ食感が残ります。相方のごぼうの方も通常のささがきのように削るのではなくやや粗目の斜め切りにしてレンコンの食感に合わせます

砂糖と油は控え目に
合わせ調味料は砂糖を控え目にし、敢えて湯でいったん少し薄めてまんべんなく具に絡むようにします。炒めの油は最低量のゴマ油のみとし香りを残しつつ油っぽさを抑えています

あく抜きをした材料ですdownsize
(あく抜きをした材料、通常の「ささがき」より粗目です)
材料と下ごしらえ(合わせ調味料以外)
◆レンコン 120g①: 皮をむき、3-5mm幅の縦切りのスライスに、そのスライスを同じ3-5mm幅の拍子切りにする
◆ごぼう 1本 100g②: 包丁の背で薄皮をそぎ、回しながら数mmの斜め切りで粗いささがきにする
◆ごま油大さじ 1と半(炒め用)


透明感が出るまでサっと炒めるdownsize
(透明感が出るまでサっと炒めます)
あく抜き
切った具①と②を直ちに薄い酢水に数分浸して洗い、更に水に数分さらす。水気を十分に切ったら使うまでラップで空気を押し出すように包む(水分と酸素になるべく触れさせないため)

合わせ調味料を加え煮詰めるdownsize
(合わせ調味料を加え煮詰めます)
合わせ調味料
◆日本酒 大さじ 3
◆砂糖 小さじ 1強
◆白だし(10倍濃度) 大さじ 1と半
◆醤油 大さじ 1
◆お湯 大さじ 2
加えるお湯は砂糖を溶かす役割もあります、よく混ぜておく


シャキシャキ甘さ控え目のきんぴらdownsize
(シャキシャキで甘さ控え目のきんぴらの完成です)
作り方
1. 熱したフライパン(テフロン加工がお勧め)にごま油を敷いて、具材①と②を一気に入れて強火で炒める
2. レンコンが半透明になったら合わせ調味料を全量加え、よく混ぜて絡めながら強火で煮詰めてゆく
3. 汁気がほぼなくなったら完成です


材料はこれだけdownsize
(材料はたったこれだけです!)

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