歴史が整然とあるベルリン運河散歩で逢った複葉機アントノフAn-2

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歴史が整然とあるベルリン運河散歩で逢った複葉機アントノフAn-2
今にも駆けてきそうなブランデンブルグ門の四頭馬車downsize
(今にも駆けてきそうなブランデンブルグ門の四頭馬車)




あるがままの歴史が整然とあるベルリン
ウンターデンリンデンREVdownsize
(樹の影が濃いウンターデンリンデンの賑わい)
他のヨーロッパの首都とは少し違う顔を持つベルリン。過ぎし日の帝国の栄華、重苦しい過去の歴史、ビジネスが息づく颯爽とした現代の街、それらが混然ではなく整然とあるのがベルリンなのかも知れません。


ベルリンでは信号を守りましょう
ベルリンでは信号を守りましょうdownsize
(ベルリンでは信号を守りましょう)
パリに長く住むと赤信号は待ちません、車が来なければ特に。でもここでは老若男女みなが行儀よく青信号まで待っています。危うく僕だけが赤で飛び出し恥ずかしい思いをしました。ドイツの人々は律儀にルールを守るのですね。


静かに歴史を語る「ベルリンの壁」跡
ベルリンの壁跡地味な銘板だが重い印象downsize
(鈍く光る銘板に過去が刻まれている「ベルリンの壁」跡)
行き過ぎて見落としてしまいそうな路上に「ベルリンの壁」跡はあります。まだ20年ほどの過去なのに風化したように敷石にはめ込まれた鈍色の金属銘板がかえって重い印象を与えている気がします。

ホテル近くの交差点downsize
(ちょっとレトロな街並みがいい、ホテル近くの交差点)

帝都栄華の残り香、ブランデンブルグ門
仰ぎ見るブランデンブルグ門は迫力downsize
(仰ぎ見るブランデンブルグ門)
プロイセン帝国時代、華麗なパレードがくぐったであろうブランデンブルグ門は、やがて東西ベルリンの境界線になり、「ベルリンの壁」崩壊のときにはドイツ統一のシンボルの場所ともなりました。
今、こうしてブランデンブルグ門をくぐり振り仰ぐと、四頭馬車を駆る女神ヴィクトリアの姿に栄華の残り香を見るような気がします。思ったより物静かなモニュメントになっていました。

女神ヴィクトリア栄光の残照REVdownsize
(女神ヴィクトリアの後ろ姿は栄光の残照か)

やっぱり便利な観光船ツアー
運河沿いのレストランdownsize
(赤い屋根が美しい運河沿いのレストラン)
二又に別れて東西に走りベルリン中心街を包むように流れるシュプレー川(Spree)。川面にはたくさんの観光ボートが行き来します。ベルリン中心街をぐるりと周ってくれるので、お手軽に観光スポット巡りが出来ます。古風な旧東ベルリン地区とモダンな旧西ベルリン地区の対比が面白かった。

自転車を積んだかわいいボートdownsize
(自転車を積んだかわいいボートが係留されていました)

堂々とした姿、ベルリン大聖堂
ベルリン大聖堂運河巡り帰路REVdownsize
(運河めぐりの帰路、大聖堂を振り返る)
戦禍で破壊されようやく21世紀に修復されたベルリン大聖堂は歴代皇帝の墓もあるそうですが、川面から眺めてもやはり堂々たる佇まいです。樹木に見え隠れする姿がいいですね。


あ!複葉機、あれはアントノフAn-2だ!
運河べりの公園をのどかに散歩downsize
(運河沿い、公園の散歩道)
観光船を降りて運河沿いの公園をぶらり歩いていて、のどかな爆音にフっと見上げると、複葉機!あのシルエットはアントノフAn-2に違いない。


乗合飛行機An-2、おばさんも牛も馬も乗ります
複合An-2
(頑丈、安心、使い易いアントノフAn-2複葉機)
旧ソ連の設計局、今はウクライナ企業のアントノフは多くの旅客機を設計生産し世界一の巨人機An-225(6発)なんかが有名・・・ですが、最初のベストセラーはエンジン単発の複葉機An-2でした。
ダサイ外見ですが、頑丈で信頼性が高くて使いやすく、広大なロシアではなくてはならない乗合バスならぬ「乗合飛行機」だったそうです。農家のおばさんはもちろん牛でも馬でもなんでも一緒に積んで飛んだそうです。
旧東ドイツが多分使っていたんでしょうね、ベルリン上空で逢えるとは思いませんでした、ラッキー!


古い面影の街並み、旧東ベルリン地区
古い街並みが残る旧東ベルリン地区downsize
(古い街並みが残る市街)
パリ、ロンドンよりも現代的なベルリンですが、宿泊ホテルが旧東ベルリン地区だったおかげで古い面影が残る街を歩くことができました。東独時代には資金が不足し建て替えも出来ず古いまま使っていたことが、統一後は「味のある古い街並み」として観光資源になったのだそうです。ちょっと皮肉ですが、ステキな街並みです。


「鉄とガラスの時代」を思わせる駅舎
鉄とガラスの時代の名残を残す駅舎downsize
(鉄とガラスの構造が美しいS-バーンの駅舎)
緻密な鉄骨で組まれた高速鉄道S-バーン(S-Bahn)の駅舎は19世紀末の「鉄とガラスの時代」をほうふつとさせます。よく見ると街灯や橋脚の装飾などもどこかアールデコの香りがする。ベルリンには佳き時代の面影が残っているようです。

アールデコな橋シルエットREVdownsize
(くっきりしたシルエット、アールデコな鉄の橋)

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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報

コメント

Re: すてきな風景に心躍ります

いつも訪問ありがとうございます。おほめ頂き赤面です。Panda NEKO No.1さんのブログいつも楽しみにしています。素晴らしい鉄道模型の世界ですね。ヨーロッパの路面電車やトラムは街の風景の一部になっていてすてきです。プラレールがあるといいですね。これを励みにまたボチボチ書いてゆきます。飛行機の写真ももっと載せていこうと思っています。 Levalloisbee こと Kenji

> こんばんは。初めてコメントさせていただきます。
> また、先日はすてきなメッセージを書いてくださりありがとうございました。
> いつも、フランスを中心としたヨーロッパの国々のすてきな写真を楽しく拝見していますが、海外に行ったことがないので、とても勉強になりますし、日本とはちがう文化もすてきだなと感じています。
> また、飛行機の写真も格好いいものがたくさん登場するので、こちらも楽しみにしています。写真もとても上手に撮影されているので、よりすばらしさが伝わってきます。
> これからも、いろいろとお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。いつも、楽しい記事をありがとうございます。

すてきな風景に心躍ります

こんばんは。初めてコメントさせていただきます。
また、先日はすてきなメッセージを書いてくださりありがとうございました。
いつも、フランスを中心としたヨーロッパの国々のすてきな写真を楽しく拝見していますが、海外に行ったことがないので、とても勉強になりますし、日本とはちがう文化もすてきだなと感じています。
また、飛行機の写真も格好いいものがたくさん登場するので、こちらも楽しみにしています。写真もとても上手に撮影されているので、よりすばらしさが伝わってきます。
これからも、いろいろとお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。いつも、楽しい記事をありがとうございます。

Re: No title

アンペルフラウさま、ご訪問ありがとうございます。
同じヨーロッパでも国が違うといろいろと違っていて面白いですね。パリの裏通りなら信号はほぼ無視オッケーですが暴走バイクが多いので注意です(大阪を歩くと思えばいいです)。
マニアにとって鉄のカーテンの向こうの飛行機は「レアもの」だったのでアントノフを見つけつい興奮したのですが、東ではフツウに飛んでたんですね。
これを励みにまたボチボチ書いていきます。 Levalloisbee ことKenji

> ベルリン特集、楽しく拝見しました。ありがとうございます!
> Levalloisbeeさんの写真で見ると、見慣れたはずの建物や光景も、とっても素敵に見えます。
>
> 東と西の対比、雰囲気も建物も異なり、面白いですよね。アントノフは東出身の夫は普通に知っていました(汗)
> よく飛んでいるそうです。
>
> あと、パリでは信号守らないんですね。
> 行く機会があったら、ドキドキしながら信号無視してみようかな(笑)

No title

ベルリン特集、楽しく拝見しました。ありがとうございます!
Levalloisbeeさんの写真で見ると、見慣れたはずの建物や光景も、とっても素敵に見えます。

東と西の対比、雰囲気も建物も異なり、面白いですよね。アントノフは東出身の夫は普通に知っていました(汗)
よく飛んでいるそうです。

あと、パリでは信号守らないんですね。
行く機会があったら、ドキドキしながら信号無視してみようかな(笑)

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