歴史を守り文化をつなぐ学問の街ルーヴェンのたくましさ:ベルギー編第3回

歴史を守り文化をつなぐ学問の街ルーヴェンのたくましさ:ベルギー編第3回




ルーヴェンは歴史を守り文化をつなぐたくましさを持った学問の街
Leuven広場の賑わいREVdownsize
(市庁舎前広場の賑わい)

地図のメルカトルも卒業生、15世紀創立のルーヴェン・カトリック大学
Leuven創立年の銘板downsize
(官舎は16世紀建設の歴史建造物)
ルーヴェン・カトリック大学 (Katholieke Universiteit Leuven, K. U. ルーヴェン)で研究生活を送る優秀な後輩Nさんにルーヴェン(Leuven)の街と1425年創立というルーヴェン・カトリック大学の構内を案内してもらいました。現存するカトリック系大学では世界最古だそうで、卒業生には、学校で習った地図の形式メルカトル法に名前を残す地理学者ゲラルドゥス・メルカトルもいます。


人が住むのは歴史的建造物の健康管理法です
Leuven構内の建物REVdownsize
(緑の中のレンガ造りは歴史建造物ながら官舎で現役)
研究室は最新鋭の立派な研究機器が並んでいますが、大学の官舎は歴史的建造物を使っています。細い堀にかかる小さな橋が路をつなぎ、木々の合間にレンガ造りが見え隠れして深い緑と融けあい静かな風景、多くの装飾が施された石造りの建物は堂々たる姿です。「1561年建設」の銘板もあります。人が住んでこそ歴史的建造物の健康も文化も維持、継承できるのだそうです。こんな環境なら独創的な研究構想が生まれそうで、ちょっとうらやましくなりました。


飲みながらの読書か、読みながらのビールなのか、フォンスケ
LeuvenフォンスケFonskeREVdownsize
(結構シュールな読書青年?フォンスケ)
ルーヴェン・カトリック大学やその研究所Interuniversity Microelectronics Centre (IMEC)などもあり現在のルーヴェンは学術都市だそうです。街に入ると大学街らしく本とビールを持ったフォンスケ(Fonske)というユニークな銅像が立っています。飲みながらの読書か、読みながらのビールか、はわかりませんが、結構シュールな姿です。


不死鳥の大学図書館
Leuven風格ある大学図書館downsize
(風格ある大学図書館)
2つの大戦で戦禍に遭い2度も再建されたというルーヴェン・カトリック大学図書館は重厚な姿で尖塔を空に伸ばしています。


整列した彫像と色とりどりの旗が飾る華麗な市庁舎
Leuven彫像が並ぶ市庁舎近景downsize
(200体以上の彫像が整列する市庁舎)
大きな広場に面した市庁舎の辺りが街の中心で観光客も多くにぎわっています。旗が多い広場です。15世紀建立の市庁舎は200体を超える彫像が柱の間に隙間なく整列しています。繊細な装飾の合間には赤黄青黒白と鮮やかな彩りのたくさんの旗がはためき荘厳華麗という印象です。古い建物ですが、積み石に汚れが少なく白く保たれていることが旗の原色を際立たせて全体を美しく見せているようです。
フランスやベルギーの街の美しい市庁舎を見るたび、街にこんなシンボルがあればな、とうらやましく思います。


空間のカラーコーディネトがうまいな
Leuven広場のカフェREVdownsize
(広場にはカフェの白いパラソルがひろがる)
Leuven Lunch Time コンサートREVdownsize
(Lunch Time 野外コンサート)
広場に設けられたカフェやレストランのテラス席の白いパラソルも周りの重厚な建物と良いコントラストになっていて、広場の空間全体のカラーコーディネートがうまいな、と思います。
ちょうどお昼時で野外コンサートが始まりました。ベルギービールで喉をうるおして聴く音楽は最高です。
学問の街ルーヴェンは歴史を守り文化をつなぐたくましさを持った人々の街でもあるようです。

ルーヴェンの地図
(ルーヴェンはブリュッセルのおとなり)

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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報