プロヴァンス鷹ノ巣村「フランスで一番美しい」黄金のゴルドと茜のルシヨン

プロヴァンス鷹ノ巣村「フランスで一番美しい」黄金のゴルドと茜のルシヨン




時と光がくれるその一刻だけの贈り物
ルシヨン、陽だまりの樹REVdownsize
(ルシヨン村、裏庭の陽だまりの樹)
旅で出逢うのは人だけではありません、時刻と空(天気)と陽の光がくれる贈り物、その場所、その一刻だけの風景の色合いにも出逢います。


冬晴れ、フランスの最も美しい村に逢いにゆく
乾いた靴音だけが響く冬の路地REVdownsize
(静かな路地に靴音だけが響く)
冬の良く晴れた日、プロヴァンス(Provence)、リュベロン地方(Lueron)の鷹ノ巣村ゴルド(Gordes)とルシヨン(Roussillon)を訪れました。ともに「フランスの最も美しい村」 “Les plus beaux villages de France”なのです。


黄金のゴルド
光が弾む石畳に壁の陰影が深いdownsize
(黄金に染まる石畳の路)
ほとんどの鷹ノ巣村は車がないと行きにくく、このときは「早朝アヴィニョン駅集合」の乗り合いで車の運転と案内をしてくれるガイドサービスを利用しました。それほど高くないですし、楽チンです。
ゴルドの丘の頂に向かって続く急な路を登っていくと詫び寂びた石段と複雑に走る石だたみの狭い路地に迫るように黄土色の家並みが続きます。


時が刻んだ石壁の陰影
パン屋と薬屋downsize
(パン屋さんとくすり屋さんの表示がシブイ)
やわらかい冬の陽射しが斜めに射すと路地は黄金色に輝きます。粗い地肌の石壁は時が刻んだかのように陰影が深くなっています。シーズンオフの冬、人気もまばらな石の路に乾いた靴音だけが甲高く響きます。大ぶりな石造り建物には薬屋さんとパン屋さんが軒を並べていて集合住宅のようです。

時を刻む素朴な石積みdownsize
(急な登り路、時が刻んだような石積みの陰影)

茜のルシヨン、鐘楼もカフェもみなピンク
空気までピンクのカフェdownsize
(空気までピンクに染まるカフェ)


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すぐ近くなのに同じオークルでも産出する種類が違うらしく、「黄金のゴルド」とは打って変わって「茜のルシヨン」、村全体が茜色です。静かな村にふさわしく思える小ぶりな教会の鐘楼も壁はピンク。カフェのテラスもいすも「お揃い」?のピンクとダークレッド。

空気が淡くピンクに発光している
ピンクのかわいい鐘楼downsize
(ピンクのかわいい鐘楼)
陽射しが石の茜色に反射してまわりに弾むのでしょうか、日陰でさえ、ぼーっと淡くピンク色を放っているように感じます。村全体の空気がピンクに染まっているようで不思議な気分です。石壁の景色にアクセントを置くかのようにそこここにある木立は糸杉が多いようです。よじれながらもミストラルに向かって立つ姿はゴッホの絵の世界ですね。


やっぱり要塞です
ゴルド遠望REVdownsize
(ゴルドの遠望)
となりの丘から遠謀するとなるほど鷹ノ巣村は天然の小山を利用した要塞、まるで山城です。裾野に広がるブドウ畑は村人が「砦」を降りて耕す畑地だったそうです。


芸術家が再発見、鷹ノ巣村は村興しの優れたモデル
枯葉の影が長くのびるdownsize
(枯葉の影が長くのびるルシヨンの午後)
プロヴァンスの鷹ノ巣村は一時期、過疎になったり戦乱で荒れたりして寂れていたそうですが、マルク・シャガール(Marc Chagall)をはじめ芸術家たちが古を留めるその良さに惹かれ、一部は住み着き始めて、村興しが始まり、やがて特色のある手工芸や伝統の産品の工房が軒を並べ、みやげ物屋、ホテル、レストランなども揃って今では各国から人が訪れる観光地です。その土地の特色と伝統を現在にうまく生かす地方興しの優れたモデルですね。


優れた自主品質管理
もう一つ大切なこととして、「フランスの最も美しい村」の厳格な基準を設け、自ら守っていることが暮らし、伝統、文化、観光いずれについても優れた「品質管理」に結びついていると思います。
ゴルドとルシヨンの地図
(ゴルドとルシヨンの地図)

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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報