セーヌ観光船、冬はつらいパリの「はとバス」そしてホコリカビのお弁当

セーヌ観光船、冬はつらいパリの「はとバス」そしてホコリカビのお弁当
桃の花がほころび始めました、春はもうそこに・・・
桃の花ほころぶREVdownsize
ホコリカビのお弁当
桃の花→もうすぐ桜→お花見→お弁当・・・→お弁当を持たせるホコリカビ「ファーマー」のお話。
ホコリカビ、つまり粘菌はアメーバのような単細胞で餌はバクテリア。餌が乏しくなるなど環境が悪化すると数万個が集まってキノコのような集合体を作り胞子を飛ばして新天地を目指します。その1種キイロホコリカビの中に好みのバクテリアの「お弁当」を胞子に持たせ新天地でこのバクテリアの「種」を蒔いて餌を殖やす、つまり「農業」をするものが見つかったそうです、呼び名は「ファーマー」。粘菌は変わった生き物で迷路に入れて餌を探させるとやがて最短コースを見つけるそうで「数学」もできるようです。こんな単細胞の小さな生物にもあたかも意志や頭脳や計画などがあるようにも見える(もちろんありませんが)、生き物のしくみは不思議に満ちていますね。
出典:natureダイジェスト 2011年4月号 p.6,「農業の始まりは粘菌から」(”Slime moulds prosper on the microfarm” Geoff Marsh, nature on line 20111/1/19)


パリの「はとバス」、セーヌ観光船
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(セーヌ観光船が行く)
セーヌ観光船はパリの「はとバス」です。メトロ9番線アルママルソー駅(Alma Marceau)そばの川辺の船着き場からいくつものセーヌ観光船が出発します。セーヌ(Seine)の川面からパリ右岸左岸(Rive droite, Rive gauche)の有名どころを1時間ちょっとでざっくり見る趣向。だから乗るのはおのぼりさんばかりでフランス語は聞えて来ません。解説はフランス語に英語、それと(多分)中国語で、日本語はありません。日本人なら英語で分かるだろう、と言うことか?


夏は焦げるし冬は凍える天井席
すれ違うセーヌ観光船downsize
(すれ違う観光船、右側通行です)
ディナー付きの豪華なものはさておき、確か12ユーロくらいの庶民が載るセーヌ観光船はみなオープン屋根というか天井にイスを並べただけの客席。初夏など(フランスでは梅雨がないので)陽射しが強烈、見事に日焼けしますよ、サングラスは必携品。でも夏はまだいい方、ただでさえ凍りつくようなクリスマス前の寒さの中を乗ったのが夕方。セーヌの冬の川風はつとに厳しく、必死に耐えても凍えて5分と持たず階下に逃げ込みました。


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少しコースをご紹介
コンコルド付近の河岸downsize
(コンコルド橋(Pont de Concorde)をくぐる)
アルマ橋(Pont de l’Alma)のたもとを出発した観光船はセーヌをまず東へ。セーヌにはたくさんの観光船が行き来していてしょっちゅう他の船とすれ違い、船上の観光客はお互いに手を振りあっています。これ、万国共通なのでしょうか?
セーヌ川から並木越しに見るグランパレ(Grand Palais)のガラスのドームは日を浴びてキラっと光ります。この方が風景として「絵」になる感じ。


シルエットがステキ
夕暮れ芸術橋(Pont des Arts)のシルエットdownsize
(夕暮れ、芸術橋のシルエット)
アレキサンドルⅢ世橋(Pont Alexandre III)は磨かれたおかげで往時の姿が戻り、まさにキンピカで少々過剰装飾気味ですが、その下を行き過ぎて逆光の中眺めると印象が変わり優雅なシルエットです。鉄骨組みの芸術橋(Pont des Arts)のシルエットに斜めの光がキラキラ透けて美しい。観光船ならではの楽しみです。
川面から見るオルセー美術館(Musee d’Orsay))は大時計が印象的な堂々とした姿で案外長い建物であることも分ります。

アレキサンダー3世橋のたもとdownsize
(アレキサンドルⅢ世橋のキンピカ装飾

ノートルダム大聖堂の立ち姿
シテ島の水路へdownsize
(シテ島の狭水路へ)
ノートルダム大聖堂が迫るdownsize
(岸辺にノートルダム大聖堂が迫る)
ノートルダムの立ち姿REVdownsize
(立ち姿が美しいノートルダム大聖堂)
観光船がシテ島(Ile de la Cite)のやや狭い水路に入ると両岸に建物が迫り更に見上げる風景に変わります。ノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Paris)は木々を抜けて天を指していますが、間近で見るときには見にくい全体の立ち姿が良く判ります。やはり正面の大きな丸窓が印象的。シテ島の街並みはパリの中でも古いものだそうで、なるほどほかの街角に比べて、おしゃれではありませんが落ち着いた雰囲気です。


パリの「自由の女神」
パリの空の自由の女神downsize
船がシテ島、サンルイ島(Ile St-Louis)の狭水路を抜けると再びゆったりとしたセーヌが広がります。
折り返した船は西へ、アルマ橋をやり過ごしラジオフランス(Maison de Radio France)のあたりで船はUターンしますが、そこに「自由の女神像(Statue de la Liberte)」があります。フランスがアメリカに贈ったニューヨークの女神像のミニチュア版だそうで、小さいせいか結構地味です。


迷ったらエッフル搭を探せ
見上げるエッフェル塔downsize
(空に向かって立つエッフェル塔)
初めてパリに来たとき、「迷ったらエッフェル塔を探せ」と言われましたが、さすがパリのシンボル、色々な場所から姿が見えて、見る場所によって印象も異なります。エッフェル塔はセーヌ左岸のすぐそばなのでまさに見上げる感じで威風堂々、例えばトロカデロから正対して見るのとはまったく趣きが違います。
セーヌの橋を踏破する散歩コースもあり、これはこれでなかなか良いのですが、同じエッフェル塔、グランパレ、オルセー美術館などでも道から眺める姿と川面から見上げる佇まいではまったく趣きが違います。パリの「はとバス」、セーヌ観光船にはぜひ一度乗ってみてください。家族などが訪ねてくれる度に案内したおかげで何回も乗りコースを覚えてしまいました。


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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報