鎌倉裏山さんぽ、峠の茶屋から獅子の谷を抜け源平の池へ

鎌倉裏山さんぽ、峠の茶屋から獅子の谷を抜け源平の池へ


いまだ瑞々しい楓の緑downsize
(いまだ瑞々しい楓の緑)
今回の鎌倉裏山さんぽの足取りです
【バス→栄プール→横浜自然観察の森→鎌倉カントリークラブ→天園峠の茶屋→横浜市内最高地点(栄区上郷町、海抜159.4m)→天園休憩所→天園ハイキングコース(支道)→獅子舞谷→永福寺跡→鎌倉宮→頼朝の墓→鶴岡八幡宮→若宮大路→北鎌倉駅→JR】
鎌倉紅葉さんぽコース





淡い紅葉に秋の陽が透けてゆくdownsize
(淡い紅葉に秋の陽が透けてゆく)
晩秋の陽を浴びて「鎌倉裏山さんぽ」
昨年の晩秋のことですが、柄にもなく山道を歩きました、久しぶりに。おおよそ上の図のような道のりを穏やかな陽を浴びて歩く「鎌倉裏山さんぽ」でした。
横浜市栄区の栄プールを出発点に、大平山腹の横浜市内最高地点を過ぎ、秋の彩の獅子舞の谷を歩き、切通しを抜けて、鎌倉宮へ、更に鶴岡八幡宮へと。若宮大路をブラついて、JR北鎌倉駅がゴールでした。


名前を聞いて忘れてしまった冬の花REVdownsize
(名前を聞いて忘れてしまった冬の花)
シバさんに問う「鎌倉の地を利した頼朝の首都デザイン」
さて、歩いてみて「シバさん」(司馬遼太郎)の言う、谷々と細流にグルリと囲まれ海だけに開けた鎌倉の地の利、切通しを開いた「鎌倉七口」を堅固な守り口としつつも、幕府と外囲をつなぐ高速道路とした頼朝のしたたかな戦略が少し分かった気がしました。

楓の影REVdownsize
(楓の影)
ヨコハマと三浦を仕切る尾根に立つ
ヨコハマには坂が多いものの取り立てての高所はなく、西と北に向かうとようやく山塊に出会います。そのうち横浜市域と三浦半島とを区切っている小さな山並みを超えてゆくと鎌倉に抜けます。今回のコースよりもう少し南よりの六浦に抜ける切通が鎌倉七口の1つ朝比奈隧道です。

ランドマークタワーを遠望REVdownsize
(ランドマークタワーを遠望)
富士とランドマークとみなとみらいを遠望できます
こんな低い尾根道でも開けた踊り場のようなところに出るとランドマークタワーやみなとみらいの建物が遠望できました。更に尾根を折れて行くと霞みの彼方に富士山の姿も見えました。図らずも「かながわの地」が実感できました。
「かながわの地」の成り立ちの過去記事はこれです↓
プレート“おしくらまんじゅう”で出来た「かながわの地」+横浜散歩番外編

横浜市内最高地点REVdownsize
(横浜市内最高地点)
横浜市内最高地点は山腹にあります・・低い!
尾根道を進むうち鎌倉カントリークラブのそばに出て、そこに「天園峠の茶屋」があります。そのすぐそばに横浜市内最高地点があります。住所は栄区上郷町、海抜159.4mだそうです。あとで調べ鎌倉市の大平山の山腹であることが分かりました。

木漏れ日が美しい尾根路REVdownsize
(木漏れ日が美しい尾根道)
木漏れ日の尾根道に鳥の声が渡る
やがて尾根に沿って木々の間の杣道となります。穏やかな秋の陽が木漏れ日になって枝の影が足元に重なります。枝を渡る鳥の声に急いで振り向いても葉陰に隠れて姿が見えないのも自然お奥深さなのかも・・。

樹冠は赤橙緑のステンドグラスREVdownsize
(樹冠は赤橙緑のステンドグラス)
陽に透ける葉は緑、紅、橙のステンドグラス
路は途中から「天園ハイキングコース(支道)」に合流し、やがて細流が流れる沢となり、「獅子舞谷」に出ました。紅葉はまばらですが、まだみずみずしさを残す緑と、紅や橙に色づいた葉々が樹冠で重なり合い見上げるとまるでステンドグラス。美しい!

路地奥にひっそりと寒椿downsize
(路地奥にひっそりと寒椿)
冬の華、寒椿の小路
路はひたすら下りやがて平地に抜けます。大きく開けた空き地は「永福寺跡」だそうです。野道を少し脇に取ると思わず人気のない草地に出会います。そこにはひっそりと寒椿の群落がありました。花も少なくなる晩秋に寒椿は艶やかな華を思い起こしてくれます。

この空間の主役は大銀杏downsize
(この空間の主役は大銀杏です)
空間の主役、大銀杏
いつの間にか道は鎌倉の街中に入り、鎌倉宮と源の頼朝の墓に詣でました。小さな広場が神社の境内にあります。樹齢は百年、千年でしょうか?大銀杏が今を盛んに目いっぱい黄葉を広げていて、なるほど、ご神木であろうこの大銀杏はこの空間の主役です。

源平池のカモさんREVdownsize
(源平池のカモさん、安心なのか近づいても平気です)
源平池はトリさんたちの天国
鶴岡八幡宮には2つの大きな池があります。防御の堀と言うより沢に囲まれた敷地内の水抜きでしょうか?境内なので昔から殺生は控えたでしょうし、その1つ源平池には多くの水鳥が集まっていて小さなサンクチュアリになっています。

鎌倉鎮護は鶴岡八幡宮downsize
(鎌倉を鎮護する鶴岡八幡宮)
命をつなぐ銀杏と七五三
鶴岡八幡宮には倒れた大銀杏の残骸のそばでその忘れ形見の若木が凛々しく育っていました。いつの日か大銀杏になるのでしょうね。
図らずも境内で神前結婚式を見て、また、時節柄多くの七五三の家族連れとすれ違いました。なるほど「生き物は次の世代に命をつないでゆくものなんだ」と妙に感銘しました。


仲良く泳ぐカモさんのペアREVdownsize
(仲良く泳ぐカモさんのペア)
雑踏の若宮大路を逃れて・・
源平池から若宮大路の起点となる太鼓橋に、その先の交差点から先の若宮大路にも人、人、人で段葛さえ定かには確認できないほど。雑踏を避けて北鎌倉まで歩きJRに乗って小さな「鎌倉裏山さんぽ」は終わりました。また、違う季節に歩いてみたいすね。

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出典: 街道をゆく42「三浦半島記」司馬遼太郎氏著(1998年、朝日文庫)
参照:獅子舞谷:紅葉の名所/天園ハイキングコース(リンク貼っていません)
http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/asisimai.html
出典:ウキペディア記事「鎌倉」(リンク貼っていません)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E5%80%89


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コメント

Re: No title

ビリーさん、いつも訪問、そしてコメありがとうございます。ビリーさんも同じ道を歩かれたのですね。海が見えるとは気づきませんでした。私も鎌倉は久しぶりだったのですが、裏山から切通しを抜けてみて鎌倉に幕府を開いた頼朝の気分が少しは感じられた気がしました。

> こんばんは、
>
> 20代の頃、北鎌倉の建長寺から天園、鎌倉宮まで
> 何度か歩いたことがあります。
>
> 峠から若宮大路を通して海が見えた??ことを
> 懐かしく思い出しました。
>
> 遥か昔ですが(笑)

No title

こんばんは、

20代の頃、北鎌倉の建長寺から天園、鎌倉宮まで
何度か歩いたことがあります。

峠から若宮大路を通して海が見えた??ことを
懐かしく思い出しました。

遥か昔ですが(笑)
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