ピンクに染まるマントンの街はアラビアの香り: コートダジュール旅行紀

ピンクに染まるマントンの街はアラビアの香り: コートダジュール旅行紀

ヤシの街路樹とピンクの街並みdownsize
(ヤシの街路樹とピンクの街並み)

旅は一日の始め朝食が大事
マントン(Menton)はイタリア国境に近いジャン・コクトー(Jean Cocteau)ゆかりのコートダジュール(Cote d’Azur)の街です。
マントンは日本語情報があまりなくフランス語ガイドブックを頼り予約したGrand Hotel des Ambassadeursが大当たりで、内装、朝食、サービスなどすべて良かった。
旅の宿は一日の始め、朝の気分が大切、ここの朝食は部屋もテーブルも食器にも心遣いが行き届きとても豊かな気分になって街に出かけて行きました。オムレツのベーコン巻がおいしかった。

朝食はオムレツベーコン巻downsize
(朝食の一皿、オムレツのベーコン巻)

マントンの街並みはアラビアの香り
地中海を挟んだマグリブ(Maghreb、北アフリカ諸国)にも近いせいか中心街にはアラビア風のきれいな装飾のある堂々たる建物がいくつもあり、庭樹や街路樹もヤシの木で「南国風」、街並みが鮮やかで明るい。
山が迫る海岸通りdownsize
(山が海に迫るマントンの海岸通り)
海岸通り沿いの市場(marche)は大きな鉄骨組みを赤と緑のレンガで飾ったアラビア風、昼前で大勢の人で賑わっています。「アラジン」に出てきそうなタマネギが乗った摩訶不思議な建物もあります。
あちらこちらに相当アラブ文化(サラセン帝国の影響)が入っているようで広場の噴水は小さいながら青が鮮やかな幾何学模様のモザイクでとても気に入りました。

アラビア風噴水downsize
(アラビア風幾何学文様のタイルで飾られた小さな公園の噴水)

ピンクに染まるマントンは色が温かい
建物の壁は少し濃い目のピンク(桃の花の色)とサンドブラウン(砂漠の色、シブイ黄色、あるいは淡い薄茶色)、黄色など淡い色調の暖色が中心でこれがマントンの街の印象を柔らく明るいものショッキングピンクの建物downsize
にしています。家々の窓の水色や緑に塗られた木製のブラインドが明るい壁色とよく合う。

(マントン中心街のショッキングピンクの建物)
部屋から街を眺めて気づきました。街の屋根も赤いんです、壁のピンクを少し濃くしたレンガ色。夕暮れ、光のコントラストがぼやけ始めると街全体が薄いピンク色の雲にフンワリ包まれているよう。マントンの街の色は温かくていいな。

ピンクに染まるMentonの街downsize
(夕暮れ時、ピンクに染まるマントンの街)

ここはイタリア?いえ、イタリアなまりのフランス語
海岸に沿った狭い路地の旧市街にはレストランや店屋が並び、入ってみると、うん?言葉が分りません、イタリア語か?注文は通ってるみたいだけど。注意して良く聞くとちゃんとフランス語です。でもすごい「イタリアなまり」、やはりイタリアまで5kmほどの国境の街だからでしょうか。
海を遠望するレストランの明るいテラスdownsize
(マントン(Menton)の海を遠望するレストランテラス)

道行く人も太陽の色、コートダジュールの朝はまぶしい
翌朝、改めて見上げたらホテルの壁もピンク色。開き始めた店々は黄色の壁に黄色のテント、歩く人まで太陽色に染まっていてどこまでも明るいコートダジュールの朝です。

金のホタテのレストラン、シーフードがおいしい
旧市街で1軒すてきなシーフードレストランを発見、店名も「金の帆立貝」(La Coquille d’Or)だと。やはりシーフードがうまく、マントン滞在中の昼飯、夕食に通いました。壁やテーブルクロスなどもピンクとサンドブラウンで統一され明るいフンイキなので毎回テラス席にしました。お勧めのカキもスズキもおいしかった。ムール貝のパスタもうまい、これは例のダレたフランスのパスタじゃない、やっぱりイタリアに近いからか。
La Coquille dOr downsize
(レストランLa Coquille d'Or)
かきdownsize
(生ガキがおいしい)
絶品のムール貝のパスタdownsize
(とてもフランスとは思えない絶品のムール貝のパスタ)

海辺のカフェは注文も勘定もノンビリ
浜辺のテラス籐イスの特等席downsize
(浜辺のカフェのテラス、籐イスの特等席)

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浜辺に沿ってずらりと並ぶパラソルの下のカフェのテラス席はくつろぐには一番らしく客も多い。で、店は道路を挟んで反対側なので注文をなかなか取りに来ない、待てども勘定に来てくれない、「ゆっくり」お茶ができる訳だ。開けた海に向かい籐のイスにもたれて潮の香りでリラックス、うしろを車がビュンビュン走りますが・・・。降りてみると小石の浜でした。海岸通りは青いネオンの魚が看板で釣具屋もしゃれてる。
青い魚の釣具屋downsize
(青い魚が看板の釣具屋)

海への続く白黒モザイクの石段
マントンは海岸に沿って山が海に迫っていて街中も結構高低差がありいたるところに坂がある。
少し小高いところにこじんまりしたサンミシェル教会(Eglise St-Michel)があり、細く急な階段を上っていく。教会の尖塔は屋根が赤、黄、緑の瓦で派手。教会の前は広場でそこから海岸までは一気に下る広い石段が続いていて帰路はこちらを取る。広場、石段と踊り場はみな白と黒の石を敷き詰めたモザイク模様で美しい。

サンミシェル教会downsize
(サンミシェル教会を振り返る、手前のイナズマ型はモザイク階段のてすり)
教会前広場のモザイクdownsize
(教会前広場のモザイク、白と黒の小石で出来ている、碁石のよう)

黄色の陶器屋さん
黄色い陶器屋downsize
(黄色の陶器屋さん)
ぶらぶら歩く内に旧市街ですてきな陶器の店を見つけました。この辺の特産なのか、黄色の陶器が多く、鮮やかな発色が素晴らしい。聞いてみると陶器はみな無名の「芸術家」の手作りなのだそうで、小さい小鉢を選んでいくつか買いました(結構高かったので)。でも気に入ってます。

不思議なノック取手downsize
(青い扉に付いていた不思議なノック取手)
古い家の扉にはノックをするための金具がついており、握りこぶしのデザインを多く見かけました。何かいわれがあるのかな?(知ってますか)

Grand Hotel des Ambassadeur downsize
(マントンの宿、Grand Hotel des Ambassadeur)
Menton Eze 地図
(マントン(Menton)とエズ(Eze)の場所)

このあとはマントンを離れ鷹ノ巣村の1つエズ(Eze)に向かいます。


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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報