スーラの名画はご近所のセーヌ中之島、ジャット島でした

スーラの名画はご近所のセーヌ中之島、ジャット島でした
セーヌの中之島はシテだけじゃない

ジャット島ボートハウスと花REVdownsize
(セーヌの中之島ジャット島)
セーヌの中之島と言えばシテ島が有名ですが、パリ市内からちょっと離れたところにも散歩が楽しいジャット島(正式にはグランド・ジャット島 (île de la Grande Jatte)があります。
ジャット島は住んでいたパリ郊外ルヴァロワ(Levallois Perret、ルヴァロワ・ペレ市)のはずれにあり、最寄駅はメトロ3番線終点Pont de Levallois Becon。
ルヴァロワ橋からセーヌの鉄道橋を望むdownsize
(ルヴァロワ橋からセーヌにかかる鉄橋を望む)
パリを貫くセーヌが16区の先でUターンしブローニュの森を迂回して北に向かう途中の中之島の1つがジャット島で、印象派が活躍した19世紀の頃はパリ郊外のピクニックスポットだったようです。
点描画のジョルジュ・スーラ
ジャット島の釣り人No2REVdownsize
(ジャット島の釣り人)
点描画は細かい原色の点をたくさん重ねて色を作り、絵を画く手法。テレビやパソコンの画面と同じ原理で色の鮮やかさが保てること利点だそうで、その点描画で有名なのが印象派のジョルジュ・スーラ(Georges Seurat)。
知らなかったご近所の有名スポット、ジャット島
水に映るボートハウスREVdownsize
(水に映るハウスボートとジャット島)
あるとき絵描きでもある上司からスーラの有名な絵「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の場所だと教えてもらいました。ご近所にそんな有名なところがあるならぜひ見なければ、と晴れた週末にジャット島を散歩しました。セーヌにかかる歩道橋(ホントの「橋」です)で島に渡ります。
昔話にちなんだ水辺のレストラン
ジャット島のレストランLe Petit Poucet REVdownsize
(レストランLe Petit Poucetの看板)
ジャット島にはしゃれたレストランがあり、店名は昔話の主人公”Le Petit Poucet”(親指太郎)とファンタジー。それで看板はと見ると、「子供がオシッコしている絵」か?・・・ではなくて山に捨てられた親指太郎が迷わないためパンくずを落としながら歩く場面です(写真を見た第一印象はどうですか?)。
料理はとてもおいしく何度か足を運びました。魚料理やサラダがいい。スタイルはLa nouvelle cuisine(ヌーヴェル・キュイジーヌ)のようで、すてきな水辺のレストランです。

ジャット島のハウスボート
ボートハウスの表札と植木鉢downsize
(ハウスボートの門と植木鉢)
さて、少し歩きます。
↓良かったらクリックをお願いします

ジャット島の北端をまたぐようにかかるルヴァロワ橋(Pont de Levallois)は幹線道路でひっきりなしに車が行き交いますが、その下はハウスボートが浮かび、のんびり釣をする人もいてのどかな別世界です。
ハウスボートに続く小路にはちゃんと名前の入った郵便受がありました。植木を置いているハウスボートもあります。

ジャット島のボートハウスREVdownsize
(セーヌ河畔に並ぶハウスボート)
中之島であるジャット島は細長いので往きは右岸に沿って、Uターンしたら帰りは左岸に沿って、違う景色を楽しみながら歩きます。川岸ぎりぎりの土手下の道は一人とすれ違うのがやっとの狭い道ですが、水辺から眺める風景は地元の街なのにまた違った印象で新鮮でした。
スーラの点描画の世界
ジャット島の散歩道downsize
(木漏れ日の中のジャット島の散歩道)
土手を上がり公園に戻るとゆったりとした芝生の中をのどかな散歩道が続いていて木々の合い間からセーヌがきらきら光って見えます。なるほどジャット島はスーラの絵の風景だと納得しました。
前にも写真を紹介しましたが、ジャット島にはミツバチの巣箱を置いてある一画があり子供たちが見学して街の歴史に接することができるようになっています。今は教育用みたいですが、スーラの頃はきっとミツバチがぶんぶん飛んでいたんでしょうね。

Jatte map REVdownsize
(ジャット島の地図)
ジャット島に行くにはパリ中心街からメトロ3番線に乗り、終点のPont de Levallois Beconで下車、すぐ先のセーヌ川岸に出て、ルヴァロワ橋の横の川をまたぐ歩道橋で島の北端に渡れます。
もっと詳しくは・・・
ブログにはスーラの絵を載せられないので、ウキペディアで作者「ジョルジュ・スーラ」か、作品「グランド・ジャット島の日曜日の午後」か、で検索してみて下さい。もう少し詳しく載っています。
Kenji

↓良かったらクリックをお願いします

スポンサーサイト

テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報