得も言われぬ狐の嫁入り;オンフルール再訪 その1

得も言われぬ狐の嫁入り;オンフルール再訪 その1

妖しい狐の嫁入りREVdownsize
(妖しい狐の嫁入りに出会ったオンフルール旧港)





港町らしい粋な看板(enseigne)の画廊REVdownsize
(港町らしい粋な看板(enseigne)の画廊)
ノルマンディーから世界へ・・・
北フランス、ノルマンディー地方のオンフルール(Honfleur)は古く小さな港町、セーヌ河口のル・アーブル(Le Havre)から少し西に行ったところにあります。往時は海を越えてゆく数々の探検隊の出発港でもあったようです。

時が止まったような静かな旧港downsize
(時が止まったように静かな旧港)
時が止まった小さな港町オンフルール
昔、貿易港として栄えましたが、水深が浅く近代的な船舶には不向きなため、より大きく深い隣のル・ア―ブルに貿易港としての役割が移ってゆきました。今、オンフルールは往時の面影を宿す、時が止まったような小さな旧港を静かに包み込む小さな港町です。

淡い虹がお出迎えREVdownsize
(淡い虹がお出迎え)
雨上がりの淡い虹に迎えられて
オンフルールには今回(昨秋)が二度目の訪問です。前回同様にパリからル・アーブルまではSNCF(フランス国鉄)で、ル・アーブルからは電車がなくタクシーです(バスもあります)。オンフルールに着くとちょうど雨上がり、空には淡い虹がかかっていました。粋なお出迎えです。
オンフルール過去記事はここをクリック↓
冬のノルマンディーはフランス名画の香り

鈍い陽に照らされたカラフルな建物REVdownsize
(鈍い陽に照らされたカラフルな建物)
静かに旧港を囲む色鮮やかな家並
真っ白な帆のヨットが肩を寄せるオンフルール旧港を取り囲むのはカラフルでかわいい古い建築様式の家並みです。更に旧港に寄り添うように小じんまりしたオンフルールの旧市街はあります。

伝統的な木組みの港沿いのレストランREVdownsize
(伝統的な木組みの港沿いのレストラン)
時に非日常を垣間見せる空と風景
旅では稀に、天気、気象が唐突、劇的に移り変わる場面に出くわすときがあります。そのとき風景は普段は見せないような表情を垣間見せてくれることがあります。今回のオンフルールがそうでした。

荒天に色鮮やかな家並みが映えるdownsize
(荒天に色鮮やかな家並みが映える)
「狐の嫁入り」はファンタジーの薫り
突然、西空が真っ黒な雲に覆われましたが、まだ東から陽が射しています。するとパラパラと再び降ってきました。黒い空を背景にカラフルな家並みとまっ白なヨットだけが陽の光を浴びてまるで舞台でスポットライトを浴びているようです。ファンタジーの世界にいるような「得も言われぬ」美しくドラマティックな「狐の嫁入り」に出会いました。

古い家並みにスマートなヨットがなぜか合ってるdownsize
(古い家並みにスマートなヨットがなぜか合ってる)
妖しの荒天はデジャブか
これはデジャブ(deja-vu)?そう、過去にも二度ほど妖しい空模様に出会ったことがありました。最初は高校時代の四国貧乏旅の佐田岬半島、半島の尾根を馬の背のように分け左右の空と海を明暗に染め分けた台風の雲。二度目は冬のビスケーの嵐がファンタジーの海景を見せてくれたフランスの大西洋岸の港アルカションです。

優しい陽射しに包まれた雨上がりの旧港downsize
(優しい陽射しに包まれた雨上がりの旧港)
アルカション訪問の過去記事はここをクリック↓
真冬のアルカションは大西洋の嵐の中

旧港の周りには小さな店が並んでいますdownsize
(旧港の周りには小さな店が並んでいます)
「痛!」、不意に雹を連れて一陣の風が・・・
小雨を我慢して港を歩いている内、急に一陣の冷たい強風にあおられたかと思うと突然、雹がバラバラと体を打ち始めました。寒いし、痛いし、風が強く傘もさせない状態なのであわててホテルの中に避難しました。ノルマンディーの空はフシギがいっぱいです。天気にも“気分”があるのか、と感じるような体験でした。

オンフルール港総督の館 La lieutenance dHonfleur downsize
(オンフルール港総督の古い館 “La lieutenance d'Honfleur”)
移ろう空模様が描き出すノルマンディーの風景
さすがは「荒天のノルマンディー」。オンフルール初日はやっと雨上がりかと思えば突然の驟雨と雹、やがてキツネの嫁入りの妖しい空、その内に天気は落着き、そぼ降る小雨のまま迎えた夕暮れはなぜか明るい残照が通りを包んでいました。なるほどノルマンディーは街並みだけでなく天候も風景なのだと、改めて感じ入りました。

オンフルール再訪記の続きはその内に・・・
Honfleurの地図
(オンフルールの地図)

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animalワンちゃん動物: ワンちゃん、海の生き物、石になった者

birdコガラ鳥、翼竜、空を征した者たち

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コメント

Re: No title

イヴまま様、いつもありがとうございます。そうなんです、雨上がりの虹、突然の雹、狐の嫁入りと、普段経験出来ないファンタジーの世界に迷い込んだようで、とてもラッキーでした。私の拙い写真の腕ではなかなか伝わらないのですが、とても美しくおとぎの国のようでした。雪の札幌を訪れた時もそうでした。

> こんにちは kenjiさん
> 虹のお迎えって嬉しいですね。
> 嬉しいことがおきる予感を感じますねー
> 立ち並ぶ家々は窓がお行儀よく揃っていて
> 何だかおもちゃ箱のような魅力ですね。

No title

こんにちは kenjiさん
虹のお迎えって嬉しいですね。
嬉しいことがおきる予感を感じますねー
立ち並ぶ家々は窓がお行儀よく揃っていて
何だかおもちゃ箱のような魅力ですね。

Re: No title

yoyo様、ありがとうございます。オンフルール、私は2回目で一層好きになりました。突然の雨で滑る石畳を歩くのはやっぱり大変でした、雨宿りも出来なくて。「図鑑」とはほめられ過ぎですが、面白いネタが見つかればまた書いてみます。

> kenjiさん、こんにちは。
> 数少ないわたしのフランス国内旅行ですが、オンフルールは何度か行きました。綺麗な港町ですよね。
> 石畳が多くて、ちょっとしんどかったですが・・
>
> kenjiさんのブログは、一冊の図鑑のようですね。
> 内容も濃くてとても興味深いです。^-^

No title

kenjiさん、こんにちは。
数少ないわたしのフランス国内旅行ですが、オンフルールは何度か行きました。綺麗な港町ですよね。
石畳が多くて、ちょっとしんどかったですが・・

kenjiさんのブログは、一冊の図鑑のようですね。
内容も濃くてとても興味深いです。^-^

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