小さいときはみんな持ってた「共感覚」+夢の島カプリ番外編その2

小さいときはみんな持ってた「共感覚」+夢の島カプリ番外編その2

庶民的な港にはカラフルな家が並ぶdownsize
(庶民的な港にはカラフルな家が並ぶ)
あぁ、うらやましい「共感覚」、でも赤ちゃんは皆持ってます
一部の人にあると言う、数字に色を見る、音に匂いを感じると言う「共感覚」、凡人の私にはうらやましくも遠い憧れですが、実は赤ちゃんのときにはみんな持っていたらしいのです。





これぞリゾートの空気ホテルの静かな裏庭downsize
(これぞリゾートの空気ホテルの静かな裏庭)
♪“夢の島よ~カプリ”♪、懲りずにその2
例によってコジツケですが、脳内の妖しいヴァーチャル世界の話題につきフォトは再び「夢の島カプリ」番外編その2です。南伊カプリ過去記事はここをクリック↓
細胞たちのDIY、話し合いの自己組織化で再生医療へ+夢の島カプリ続編
ナポリ湾の宝石カプリ島で「大事件」目撃のはずが・・・
青く輝くカプリ島青の洞窟と青い光が時計を合わせる第三の視覚

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左ブランドショップに右はカフェ緩やかなリゾートのカプリdownsize
(左にブランドショップ、右はカフェ、緩やかな空気のリゾートを歩く)
脳の中の「他者を映す鏡」とは?
共感覚は、モノマネや共感を生むミラーニューロンの仕組みと似ているようです。ミラーニューロンはサルの脳の働きを調べているときに偶然に見つかったもので、今では脳のいくつかの場所に確かに存在すること、他者への理解や共感の源であること、などが分かっています。

脳のご近所づきあいが共感覚を生む
(脳のご近所づきあいが共感覚を生む)
脳内の“ご近所付き合い”こそが無垢な感性の源
2つ以上の感覚が結びつく共感覚も、ミラーニューロンが他者の行動を見た者の脳内でシミュレーションする“仕掛け”(感覚と運動が結びつく)も、脳の各機能領域の位置関係が寄与しているらしいのです。つまり脳の地図でお隣の領域のニューロンとは“ご近所付き合い”が出来やすいと言うことです。

ちょっとレトロな白い蛇腹のパラソルdownsize
(ちょっとレトロな白い蛇腹のパラソル)
凡人が失ったものの大きさ
ではなぜ私のような凡人は長ずると共感覚を失ってしまうのか?それは大人になるための取引(trade-off)のようです。なぜ?と気になる方は「続きを読む」をどうぞ。

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昼下がりの陽の中を仲良くそぞろ歩きdownsize
(昼下がりの陽の中を仲良くそぞろ歩き)
その名も「ミラーニューロン(鏡のような神経細胞)
その名の通りミラーニューロンは見聞きした他者の振る舞いをまるで鏡に映すように自分の脳内でヴァーチャルにシミュレーションすることで他者の行動、意図、感じていることなどを理解する働きを担っているようです。但し、あくまでもシミュレーションなので実際に手が動くとか、痛みを感じることはありません。

花で埋まった教会前の広場downsize
(花で埋まった教会前の広場)
“真に受ける”とちょっと恥かしいヨ
他者がリンゴを食べるのを見てミラーニューロンが「彼はリンゴを食べている」と脳内シミュレーションするとき手や口や舌を動かす運動野も働きます。そのとき運動野の指令を“真に受けて”手や口も一緒に動いてしまうとちょっと恥かしいことになってしまいます。

岬に向かうブーゲンビリアと石壁の小路downsize
(岬に向かうブーゲンビリアと石壁の小路)
「真に受けちゃいけない」から手足を縛ってしまう
手や足には触覚、痛覚、温感などがあって抹消の“現場”から「手も指も感じないから実際には僕の手にはリンゴなんかないよ」と修正するメッセージが脳に上がって抑制がかかり手や口は動きません。

籐の椅子に白い花カプリは繁華街も気品が漂うdownsize
(籐の椅子に白い花カプリは繁華街も気品が漂う)
“脳のご近所付き合い”を抑えない赤ちゃんの純粋さに戻りたい・・・
この“大人の仕組み”が働くには脳の領域間の“ご近所付き合い”を抑制する必要があります。大人らしい振る舞いをするとは共感覚も生む仕組みも抑制することのようです。

緑と石灰岩に囲まれた豪邸群downsize
(緑と石灰岩に囲まれた豪邸群)
生まれたらまず豊かな共感覚でモノマネ
乳幼児はこの抑制がないからママの動きを見ると自然と手足や口を動かして真似をします。ご近所付き合いが盛んで共感覚も豊か。そしてミラーニューロンによる真似(模倣)こそヒトが人たる所以の1つのようです。

ナポリからは快速双胴船でdownsize
(ナポリからは快速双胴船でカプリ島まであっという間です)
共感覚が芸術や科学を生む
長じてもこの「抑制」を逃れた稀有な人たちが優れた芸術家になるようです。例えば、「A は黒、E は白、I は赤、U は緑、O は青・・」と詩で歌ったアルチュール・ランボー(Jean Nicolas Arthur Rimbaud)とか、確証はないようですがワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)のように音を色に表わしてカンバスに描くとか。

「ニュートンさん、虹の数字はいくつですか?」
芸術家だけでなく優れた科学者も同じように「共感覚の抑制」を免れたようです。例えばアイザック・ニュートン(Sir Isaac Newton)は色というアナログ情報と数字というデジタル概念が共感覚、つまりは混線していたからプリズムで太陽光を虹色に分けて光の原則を見出したのではないかとも。数学の天才、リチャード・ファインマン(Richard Phillips Feynman)は数式を解くとき字に色を見ていたとも・・・。

つまらない大人のなったボクにはムリ!
共感覚をとっくに失ったボクにはこんな芸術や科学の離れ業はムリ!、で~す。

今回の元記事
出典: 「五感を越えた力」”Edges of Perception” 日経サイエンス2013年9月号 P.36 Ariel Bleicher氏執筆

共感覚についての本
出典: 「脳のなかの天使」 “The Tell-Tale Brain; Neuroscientist’s Quest for What Makes Us Human” 2011年 V. S. Ramachandran氏著、山下篤子氏訳(2013年 角川書店)
出典: “Inner Vision” 「脳は美をいかに感じるか」1999年 Semir Zeki氏著、河内十郎氏訳(2002年、日本経済新聞出版社)

ミラーニューロンについての本
出典: “Mirroring People; The New Science of How We Connect with Others”「ミラーニューロンの発見」2008年 Marco Iacoboni氏著、塩原通緒氏訳(2009年、早川書房)
出典: “Mirror neuron” 「ミラーニューロン」2006年 Giacomo Rizzolatti氏、Corrado Sinigaglia氏共著、柴田裕之氏訳、茂木健一郎氏監修(2009年、紀伊国屋書店)


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【おまけ】
共感覚を持っていた(らしい)有名人たちWikipediaより(ボクが知ってる人たちだけ抜粋)
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A)
シャルル・ボードレール(詩人)
ワシリー・カンディンスキー(画家)
アレクサンドル・スクリャービン(作曲家)
レオナルド・ダ・ヴィンチ(美術家)
マイルス・デイビス(音楽家)
リチャード・ファインマン(物理学者)
宮沢賢治(詩人、童話作家)
エドヴァルド・ムンク(画家)
アルチュール・ランボー(詩人)
フランツ・リスト(作曲家・ピアニスト・指揮者)
スティービー・ワンダー(音楽家)

そして・・・
1歳のボク
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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報

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