細胞たちのDIY、話し合いの自己組織化で再生医療へ+夢の島カプリ続編

細胞たちのDIY、話し合いの自己組織化で再生医療へ+夢の島カプリ続編

これぞリゾートの空気ホテルの静かな裏庭downsize
(これぞリゾートの空気、カプリ島のホテルの静かな裏庭)
また1つ、再生医療の日本研究者の快挙です
山中伸也先生の先駆的な研究と卓越したリーダーシップで日本の幹細胞、再生医療研究は世界のトップを走り画期的な医療(再生医療など)の実現を目指していますが、また1つ日本の研究者の成果です。





小船がひしめくカプリ港downsize
(青の洞窟巡りの小船がひしめくカプリ港)
♪“夢の島よ~カプリ”♪
未来の医療の夢のお話につき夢つながりでフォトは「夢の島カプリ」番外編その1です。南伊カプリ過去記事はここをクリック↓
ナポリ湾の宝石カプリ島で「大事件」目撃のはずが・・・
青く輝くカプリ島青の洞窟と青い光が時計を合わせる第三の視覚

細胞たちがDIYで肝臓を作る
(細胞たちがDIYで肝臓を作る)
細胞たちの自主性を信じよう
以前「眼(眼杯)を作る」研究(理化学研究所 笹井茂樹氏のグループ)をご紹介しましたが、「細胞たちの自主性と話し合いに任せて余計な手を出さない」がコツでした。自然を力で支配するのではなく自然の力を信じてうまく御してゆく、日本の研究者だからこその発想かも知れませんね。過去記事はこれ。
ブルーはサンゴの恋の色+試験管で眼が出来た

過去の記事リストは下のイラストをクリック
パリの話題minisizeREVフランス街歩きminisizeREV
ヨーロッパの話題minisizeREV生き物とちきゅうのお話minisizeREV
ヒコーキの話minisizeREVグルメ話minisizeREV

壁に花とパラソルに渋い文字色合いのハーモニーが絶妙REVdownsize
(ベージュの壁に深紅の花、色合いのハーモニーが絶妙です)
DIYを促す細胞カクテルのレシピ
今回はiPS細胞を使ったヒト肝臓組織の再生の試みですが、他に2種の細胞(臍帯血の血管内皮細胞と間葉系幹細胞)を“絶妙な”比率で一緒に培養すると“勝手に”複雑な肝臓の素(肝芽)が3Dで出来上がりました(自己組織化)。

ホテルのテラス席ではイタリア産白ワインをdownsize
(ホテルのテラス席ではイタリア産白ワインを・・・)
肝臓の赤ちゃんを体内で育てる
ここからがスゴイのですが、これをマウスに移植するとちゃんと血管が出来てマウスの血管ともつながって栄養を得ることで、この「肝臓の芽」はマウス体内で成長したそうです。血管の元「血管内皮細胞」を“細胞チーム“に入れたことがミソらしいです。ご興味あれば「続きを読む」をクリックしてください。

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17世紀創立のカプリの香水屋さんは看板もクラシックdownsize
(17世紀創立のカプリの香水屋さんは看板もクラシック)
ちゃんと肝臓の仕事もできる
マウス体内でスクスク育った肝芽は肝臓の機能(本来肝臓が作る蛋白質など)もちゃんと発揮したそうです。これは横浜市立大学、武部貴則氏の研究成果、再び日本の研究者の快挙です。原典はこれ。
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/130701_ips.html(リンクなし)
(横浜市立大学 大学院医学研究科 臓器再生医学 谷口英樹教授、武部貴則助手ら)


入ってみようかな?ウィンドウショッピングも楽しいdownsize
(入ってみようかな?ウィンドウショッピングも楽しいカプリ島のブランド通り)
臓器を再生するには・・
幹細胞(iPS細胞など)を用いる臓器の再生には大まかに言って2つのアプローチがあるそうです。比較的単純な構造の組織をin vitro(試験管内)で鋳型を使って3Dに作り上げて移植する方法、(余談ですが、これには最近急速に用途が広がっている3Dプリンターも使えそうらしい)、もう1つはやはりin vitroで幹細胞から特定の臓器細胞にある程度まで”育てた“細胞を体内に移植し体内で”自己組織化“させ臓器を再生する方法、いずれもまだ難点があります。

ビールのおかわり早くして~downsize
(『ビールのおかわり早くして~』)
臓器再生の新たな道を拓く第3のアプローチはDIY
この研究で武部氏が取ったアプローチはこの2つの中間です。そして何よりも笹井氏の研究グループと同じく、細胞たちの自主性(分化能)、話し合い(細胞間クロストーク)に委ね、細胞たちのDIY(自己組織化)をうまく活かしたことが成功の鍵のようです。

カプリ島の白亜の絶壁を遠望downsize
(カプリ島の白亜の絶壁を帰路のフェリーから遠望)
夢の再生医療の実現に向けて・・・
肝臓は多くの機能を担う重要な臓器です。例えば、胆管が出来て胆汁が分泌されるにはまだまだ研究が必要だそうで、実際の医療への応用はまだ先だそうですが、早く実現するといいですね。

実はカプリ島の位置はナポリ湾を抑える要衝
(実はカプリ島の位置はナポリ湾を抑える要衝です)
世界をリードする日本の幹細胞・再生医療研究
眼、腸、今回の肝臓と、日本の研究者は幹細胞を用いた臓器再生に挑む研究の最先端をリードしています。

もっと投資を! 研究投資額の日米差は10倍です
しかし、iPS細胞研究への研究投資は日本200億円に対して米国は10倍の2000億円です。世界中の人たちのために将来の革新的医療の実現に向けて日本が貢献を果たす上で、絶好のチャンスであると同時に一層の研究投資が必要です。

出典: natureダイジェスト 2013年9月号 P.2 “Miniature human liver grown in mice” 「マウスの体内で育ったヒトのミニチュア肝臓」Monya Baker氏執筆(原典:doi:10.1038/nature 2013.13324)
出典: 横浜市立大学プレスリリース「大学院医学研究科 臓器再生医学の研究グループが、iPS細胞から血管構造を持つ機能的なヒト臓器を創り出すことに成功!」
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/130701_ips.html(リンクなし)
(横浜市立大学 医学部医学科臓器再生医学)
出典: 日経サイエンス 2013年2月号 P.64 「試験管で網膜をつくる」”Grow Your Own Eye”
出典: http://www.cdb.riken.go.jp/jp/04_news/articles/11/110407_selfmadeeye.html(リンクなし)
(独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター)


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コメント

Re: 臓器再生!

lakme様、いつもありがとうございます。実は私、肝炎も患い未だ地雷抱えた状態なのでお気持ち良く分ります。な~んて言いつつ飲んでます、今夜も。夢の治療が実現するまでは自愛しましょうね。

> こんにちは。いつもためになるお話ありがとうございます。以前飲みすぎで、自主的に9日間の肝臓ダイエットをしたことがあります。何しろ肝臓は、気づいた時にはもう手遅れという臓器と聞いていたので、さっさとお掃除しようかと。あれから5年。今年もやります。臓器再生が実用化されるまでは、肝臓ダイエットで大切にメンテします(笑)。

臓器再生!

こんにちは。いつもためになるお話ありがとうございます。以前飲みすぎで、自主的に9日間の肝臓ダイエットをしたことがあります。何しろ肝臓は、気づいた時にはもう手遅れという臓器と聞いていたので、さっさとお掃除しようかと。あれから5年。今年もやります。臓器再生が実用化されるまでは、肝臓ダイエットで大切にメンテします(笑)。
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