シスレーが愛したモレシュルロワン、バラと岸辺のレストラン

印象派シスレーが愛したモレシュルロワン(Moret-sur-Loing)
シスレーのバラと岸辺の2つ星レストラン

Loing川の堰 複合downsize
(ロワン(Loing)川の堰、瀬音と川面の緑に溶け込む石壁の小屋が印象的)
なんとなくシスレーの絵が好き
・・・でした、昔から。日本で幾度も出かけた「印象派展」ではセザンヌやモネのように目玉ではなかったので“ついでに“見ていたシスレー(Alfred Sisley)の絵ですが、やがてじっくり鑑賞するようになりました。そのシスレーが好んで描いたというモレシュルロワン(Moret-sur-Loing)はパリから南へ郊外電車で1時間弱、日帰りで行けます。
誰もいないMoret Veneux les Sablons駅downsize
(Moret Veneux les Sablons駅に降りても誰もいない)
フランス人の小さな親切はえらい迷惑
・・・です。下車したMoret Veneux les Sablons駅からは30分の歩きなので、まず道を聞こう、と思うのですが田舎駅で人がいない。
やっとおばさんを見つけて教えられた道を歩くけど何かおかしい、地元らしき少女に再度「正しい道順」を聞くと、なんと逆方向だと!急いで駅に戻ってやり直し。
Moret sur Loingの城門 複合downsize
(モレシュルロワン(Moret-sur-Loing)を守る城門には望楼がある)
フランス人はたとえ知らなくても自信を持って答える
「フランス人に道を聞くときは3人に聞いて確かめよ」と忠告されていましたが、体験する破目になるとは。フランス人はたとえ知らなくても「自分がそのとき思いつく答え」を自信ありげに堂々と教える癖があるのだそうで、親切なのやら、自己チューなのやら・・・。
Loing川の堰 その3downsize
Loing川の堰 その4downsize
(泡立つ堰と揺れる水辺の柳はまさにシスレー(Sisley)が描いた情景)
ロワン川の堰と柳はシスレーの色
城門をくぐり古い街並みを抜けるとロワン(Loing)川にかかる橋に出て、橋からは堰や水車小屋が見え水面に垂れる柳などもまさにシスレーの絵です。生憎の曇り空でしたがそれがかえって風景をシスレーの色合いにしているようです。
小さな城塞都市

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Moret sur Loing市役所と広場のカフェ 複合downsize
(石造りの落ち着いた街並み、小じんまりした市役所と広場のカフェ)
わずかに残る城壁と城門に挟まれた古い街並みは石積みの壁に赤いスレート屋根の古い家屋が多く落ち着いた感じです。小さいながら砦の町だったのですね。
レストランLe Relais de Pont Loup仔牛肉の一皿downsize
レストランLe Relais de Pont Loup 複合downsize
(レストランLe Relais de Pont-Loupのランチ:仔牛肉のソテー、いちごのデザート、素朴な看板)
さすがミシュラン2つ星
しばらく散策したのちミシュランガイド(Michelin/ France)で見つけて予約しておいたレストランLe Relais de Pont-Loupに着きました。平日のランチなのに満席です。さすがに料理は野菜と豆の前菜、メインの仔牛肉ときのこのソテー、いちごとアイスクリームのデザート、どれも大変おいしくすばらしいものでした。
レストランLe Relais de Pont Loupの裏庭 複合downsize
(2つ星レストランLe Relais de Pont-Loupのすてきな裏庭)
もうひとつのデザートはロワン川の岸辺
驚いたのが食後です。スタッフが食事を終えた席の客を庭に案内します。入口からは想像できないほどの広い庭でその先がロワン川の岸辺になっています。つたの絡んだ建物、緑の芝生、色とりどりに咲く花、瀬音、食後に散策する庭の情景がもうひとつのすてきな「デザート」なのです。
Moret sur Loingシスレーのバラdownsize
(シスレー(Alfred Sisley)のバラは黄色と赤のしぼりでした)
相思相愛シスレーのバラ
街を行くうちに道端のバラの花壇に目が止まりました。Alfred Sisleyにちなんだバラだそうで黄に赤のしぼりです。シスレーはモレシュルロワンを愛しましたが、モレシュルロワンの街もまたシスレーを愛しているようです。
Moret sur Loingかわいいお花屋さんdownsize
(旧市街で見つけたかわいいお花屋さん)

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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報