一味違うコスプレもいいSpitfireお誕生日会 続編

一味違うコスプレもいいSpitfireお誕生日会 続編
ちょっと振ったラダーと尾輪がキュート253中隊Spitfire IX PT462 REVdownsize
(ちょっと振ったラダーと尾輪がキュート、複座型Spitfire IX PT462)
前回ご紹介しきれなかったのでSpitfireお誕生会続編です。


前編記事はここをクリック↓
憧れのSpitfireのお誕生日会に招かれて・・・




いまさらの“釈迦に説法”ですが、Spitとは・・
切断翼がシャープな印象の銀ピカSpitfire XIV RN201 REVdownsize
(切断翼がシャープな印象、銀ピカSpitfire XIV RN201)
英国Supermarine社製、楕円翼が美しい天才デザイナーR. J. Mitchellの設計、Rolls-Royce社製傑作エンジンMerlin、後にGriffon搭載、1936年初飛行、大戦を通じでRAF(英国空軍)主力戦闘機、2万3千機を生産、2段折畳み翼の艦載型はSeafire、1950年代の朝鮮戦争まで現役、主な使用国だけでも25か国以上・・と言うとんでもないヒコーキです。

5枚ペラがチャーミング米国在住の銀ピカSpitfire XIV RN201 downsize
(5枚ペラがチャーミング、現在は米国在住の銀ピカSpitfire XIV RN201)

「98式戦」のくせにジェットを墜としてる・・・
後ろ姿のラインアップREVdownsize

(後ろ姿のラインアップ)
日本式なら「98式戦」のSpitですが、1938年Spitfire Mk I の1030馬力、時速568kmから、1944年Mk 21の2035馬力、時速726kmへと、ものすごい進化です。Mk XIVはジェットMe262も墜としてるし・・(2年後輩のゼロセンと比べれば分ります)

バブルキャノピーが独特のシルエットSq162のCodeのDuxford所属SpitXVI TD248 REVdownsize
(バブルキャノピーが独特のシルエット、Duxford所蔵のSpitfire XVI TD248)

海鳥のよう、スマートなSeafireのツートーンカラー
FAAのSeafire17 SX336 REVdownsize
(FAAのSeafire17 SX336)
’50年代前後のFAA(英艦隊航空隊)のextra dark seaとgray skyの2色塗り分けがオシャレで大好きなのですが、やっぱりスマートなSeafireには良く似合う、海鳥みたい。

いよいよ離陸ポーランド303飛行隊Spitfire Vb BM597 REVdownsize
(いよいよ離陸、ポーランド303飛行隊衣装のSpitfire Vb BM597)

出演者に多い複座改造機
もう1機の改造複座型Spitfire IX MJ627 REVdownsize
(もう1機の改造複座型Spitfire IX MJ627)
戦後余ったSpitは後席をレトロフィットして複座型にされたものも多かったようで、結果的に良い状態で残ることになったようです。
今回出演の何機かも複座改造型でした。勝手にやったから改造の仕方はそれぞれバラバラ。でも、それがかえって味があり面白いです。

チェコ艦隊312飛行隊衣装レトロフィット複座SpitIX ML407 REVdownsize
(チェコ艦隊312飛行隊塗装で改修用キャノピーをレトロフィットしたSpitfire IX ML407)

海外移籍組Spitたちのコスプレ
オランダ空軍SpitIXc深緑塗装もいいREVdownsize
(オランダ空軍の深緑塗装もいいSpitfire IX)
英国の誇りSpitfireのお誕生会だからRAFとFAAの英国一色かと思っていたのですが、意外、戦後のオランダ空軍、アルランド空軍の“コスプレ”をまとったSpitがいました。これはこれでなかなかステキです。

逆光のIreland空軍SpitIX PV202 REVdownsize
(逆光のIreland空軍Spitsire IX PV202)

やっぱりデザートスキームでなくちゃ・・
熱帯塗装の後ろ姿が好きマルタ島249中隊Spitfire Vc Trop JG891 downsize
(熱帯塗装の後ろ姿が好き、マルタ島249中隊Spitfire Vc Trop JG891)
今回唯一のTrop(熱帯型)はデザートスキームのマルタ島249中隊に“扮した”Spitfire Vc Trop(JG891)。本当は249中隊では高空でのスクランブルでより目立たないようmiddle stoneをdark sea grayに塗り替えていたようですが、やっぱり“ひょっとこ口”のVc Tropは濃淡褐色のデザートスキームがいいなぁ。

アズールブルーが鮮やか249中隊Spitfire Vc Trop JG891 REVdownsize
(アズールブルーが鮮やか、マルタ島249中隊Spitfire Vc Trop JG891)
Sq162のCodeのDuxford所属SpitXVI TD248 のクローズアップdownsize
(Spitfire XVI TD248のクローズアップ)

出演者の一覧です
サヨナラの編隊飛行REVdownsize
(サヨナラの編隊飛行)
出演したSpitたち(末尾はシリアルNo、つまり機体のIDにあたる製造番号です)

1. Ireland空軍 Spitfire Mk IX PV202
2. FAA(英艦隊航空隊)のSeafire Mk 17 SX336
3. Spitfire Mk XIV シリアル不明
4. 162中隊のCode ”CR”をつけたDuxford所属バブルキャノピーのSpitfire Mk XVI TD248
5. 戦後のオランダ空軍の衣装をつけたSpitfire Mk IXc シリアル不明
6. チェコ艦隊飛行隊312の衣装ですが改修用キャノピーをレトロフィットしたSpitfire Mk IX ML407
7. 1942年マルタ島の249中隊の衣装のDuxford所属Spitfire Mk Vc Trop(熱帯型) JG891
8. 現在は“米国在住”のバブルキャノピーSpitfire Mk XIV RN201
9. 多分Spitfire Mk XVI ですがシリアル不明
10. 珍しい純正の偵察型Spitfire PR XI PL965
11. 複座型でレストアですが253中隊所属当時の衣装のSpitfire Mk IX PT462
12. 複座型に改修のSpitfire Mk IX MJ627
13. 有名な亡命ポーランド飛行隊303中隊の衣装のSpitfire Mk Vb BM597
(昔、モノクロの「303飛行隊」という映画がありましたよね)


PRUブルーにストライプスが似合うSpitfire XI PL965 REVdownsize
(偵察機の正装PRUブルーにストライプスが良く似合うSpitfire XI PL965)
Duxfordに集結したSpitたちは全部カメラに収めたつもりだったのですが、最後の編隊飛行が15,6機編成だったので2,3機を撮り洩らしたようです、残念。


参考文献の一部です
Ireland空軍SpitIX PV202 REVdownsize
(Ireland空軍Spitfire IX PV202)

“Supermarine Spitfire 1936 onwar (all marks) Owner’s Workshop Manual” 2007年 Dr. Alfred Price, Paul Blackah氏共著 Haynes Publishing(UK)、九頭龍わたる氏訳(2009年、大日本絵画)

“RAF Squadrons; A Comprehensive Record of the Movement and Equipment of all RAF Squadrons and their Antecedent since 1912“ 1988年出版、元RAFのWing Commander、Jeff Jefford氏監修、1912年から現在まで、英国空軍のすべての飛行隊とその使用飛行場のデータと写真集です。日本では絶対にない(多分米国でも)タイプの超マニアック、かつ極めてマジメで科学的な本、私の宝物の1つ、ロンドンのRAF博物館で買いました。

ウキペディア掲載のRAFスコードロンレターリスト: モケイ作りに役立ちそう・・
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_RAF_Squadron_Codes


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コメント

Re: 御無沙汰してました

必殺遊び人さま、お父様が疾風のパイロットだったなんてすごいですね。疾風は隼、鍾馗と続く、ゼロセンとは違う、中嶋流の究極の機体、絞った後部導体は本当に美しいと思います。スピットはもちろん、ムスタングなど傑作機と言われる飛行機はどの角度から見ても絵になりますよね。あとさきになりましたが、お母様がお元気になられるようお祈りしております。
> しばらくうちの母のほうで忙しい日々が続いていたのでこちらにお邪魔する余裕がありませんでした。
>
> やっぱり飛行機は設計者のセンスがひかりますね。
> 日本でたとえれば中島飛行機の設計者もいいセンスだったと思います。家の父は疾風に乗っていたと言ってましたが、空襲のサイレンが鳴ると本土決戦のために避難飛行していたと言っていました。地上にいた人たちは迎撃してくれるもんと思っていたんじゃないかと思います。(笑)
>
> 1944年に細身の機体に2000馬力で725kmの速度をだせるなんてうらやましい限りです。ドイツからかなり大きな損害を加えられていたと思いますが、腕のいい設計・職人に恵まれていたのでしょうね。そして今も大切に保存されているのがいいですね。

御無沙汰してました

しばらくうちの母のほうで忙しい日々が続いていたのでこちらにお邪魔する余裕がありませんでした。

やっぱり飛行機は設計者のセンスがひかりますね。
日本でたとえれば中島飛行機の設計者もいいセンスだったと思います。家の父は疾風に乗っていたと言ってましたが、空襲のサイレンが鳴ると本土決戦のために避難飛行していたと言っていました。地上にいた人たちは迎撃してくれるもんと思っていたんじゃないかと思います。(笑)

1944年に細身の機体に2000馬力で725kmの速度をだせるなんてうらやましい限りです。ドイツからかなり大きな損害を加えられていたと思いますが、腕のいい設計・職人に恵まれていたのでしょうね。そして今も大切に保存されているのがいいですね。

Re: No title

HADAKINさま、“RN201に代わって”おほめありがとうございます。博物館の人工照明とは違い、雨上がりの雲間から射す陽に銀ピカのMk.XIVは本当に美しいと思いました。

> 同じ飛行機とは思えないくらい
> いろんな顔がありますねー
> 私は銀ピカSpitfire XIV RN201がたまりません
> 写真の角度がカッコ良すぎ!

No title

同じ飛行機とは思えないくらい
いろんな顔がありますねー
私は銀ピカSpitfire XIV RN201がたまりません
写真の角度がカッコ良すぎ!
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