「ひので」のお手柄、地球が寒くなる? + ナポリ歩き寸景

「ひので」のお手柄、地球が寒くなる? + ナポリ歩き寸景
「ひので」が太陽の居眠りを見つけた

タコの溺れ煮は最高downsize
(ナポリの名物グルメ、タコの溺れ煮は最高!)




「はやぶさ」も立派だったけど、日本の誇る太陽観測衛星「ひので」もお手柄です。
日本の誇る太陽観測衛星「ひので」の画期的な観測データから最近明らかになりつつある懸念として太陽活動の低下があります。それは「ひので」の世界一高い解像度で初めて太陽の北極、南極が観測できたからだそうです。

エスプレッソが香る朝のバールdownsize
(エスプレッソが香る朝のバール)
のぞいてみて下さい↓
「ひので」のホームページ(国立天文台ひので科学プロジェクト)
http://hinode.nao.ac.jp/panf/


太陽つながりでナポリ歩きとグルメ・・
裏通りの木陰REVdownsize
(裏通りの木陰)
・・の写真を添えます。南イタリアの旅でカプリ、ソレントはご紹介しましたが、肝心のナポリはまだなので今回はナポリ(Napoli)番外編です。風情のある街並みですが、歩いてみると足元はパリに比べてちょっと小汚い。でも料理やエスプレッソなどグルメは最高でしたよ。


以前の南イタリア記事はここをクリック↓
南イタリア ソレントはナポリ湾に立つ断崖絶壁の街
ナポリ湾の宝石カプリ島で「大事件」目撃のはずが

太陽が居眠りを始めたらしい、地球は寒くなる?
バルコニーが印象的な街角dwonsize
(バルコニーの黒がパステルの壁に印象的なコントラスト)
メカニズムにはまだまだ分からないことが多いものの、黒点の減少、太陽活動11年周期の間延び、太陽磁場の弱まりなど、15-16世紀にヨーロッパを凍らせた小氷期「マウンダー極小期」の前触れに気味悪いほど似ていると・・・。今度は「地球寒冷化」を心配しなければならないかも知れません。


関連過去記事はここをクリック↓
氷河が作ったアヌシー湖と氷河期を見つけたアガシ第2章アヌシー湖とルイアガシ
南極の孤立と生物地理学の冒険者たち+サイパンの浜辺
3つのWが運ぶ海洋島のユニークな生き物 生物地理学の冒険者2

直観は違っている
テラス席の黄色のテーブルクロスがお洒落downsize
(テラス席の黄色のテーブルクロスがお洒落)
我々(地上と浅海の生き物)は太陽、陽の光の恵みを受けて生きています。だから“直観的“に思いますよね、「太陽が活発で太陽光が増えれば地球は暑くなるし、不活発なら寒くなるはず・・」と。でもこれはマチガイ、太陽光のエネルギーは0.1%くらいしか変動しないから。


“母なる太陽”のバリアーが超新星から地球を守る
昼下がり木漏れ陽のの広場downsize
(昼下がり木漏れ陽のの広場)
でも、黒点(sunspot)など太陽活動の周期にシンクロした周期で気候が変動するのはなぜ?
実は、太陽はそのバリアーで、宇宙のはるかかなたの超新星からの宇宙線から地球など太陽系衛星を守っているらしいのです。そして宇宙線が地球を凍らすことから・・・、さすが「母なる太陽」。


宇宙線は地球を凍らす
太陽と地球寒冷化
太陽が不活発になる(黒点減少で分る)と、→太陽磁場のバリアーが弱くなる、→地球に降り注ぐ宇宙線が増える、→宇宙線が雲を作る、→地球のアルベド(太陽光の反射率)が高くなり、→地上に届く陽の光が減る、→地球が寒冷化する、・・・という訳。

再びブリューゲルの雪景色が・・・
ナポリのトロリーバスdownsize
(ナポリの目抜き通りを行くトロリーバス)
これは火山の爆発で噴煙が地球を覆うと冷えるのと同じメカニズムで、テームズ川を凍らせ、ブリューゲル(Pieter Bruegel de Oude)が描く「雪中の狩人」の雪景色が出現した15-16世紀の小氷期「マウンダー極小期」の原因らしい。


「ひので」が見つけた太陽磁場の変化
上品な風味のアサリのパスタdownsize
(上品な風味のアサリのパスタ)
ところで、「ひので」は何を見つけたのか?
太陽にも北極と南極があり、地球と同じくN極、S極の磁石になっています。その変動の様子は極近くを見ないと分らない。太陽は自転軸が少し傾いていて極がちらっ見えするのですが、これまでの衛星では解像度が悪くて無理。ところが「ひので」の解像度は高く、今回初めて太陽の磁極が従来の2極ではから4極に変わっているがわかったそうです。そして太陽活動は長い休止期に入るかも知れないと・・。


気候変動とは「風が吹けば桶屋が・・」の非線形な現象
ツートーンのパステルが粋な街並みdownsize
(ツートーンのパステルが粋な街並み)
何だか「風が吹けば桶屋が・・」ですが、これこそ過去にあった突然の気候大変動の特徴です(例えばトバ山大噴火で出アフリカ間なしの現生人類は大打撃を受けたらしい)。


人為的地球温暖化はやっぱりいけません
シーフードにはトスカーナの白をdownsize
(シーフードにはトスカーナの白を・・)
誰かが言いそうですね、「太陽が居眠りして地球が宇宙線で冷えるなら温暖化なんか気にせずどんどんCO2出してもいいじゃん」と。
いえいえ、ダメ!気候とは「風が吹けば桶屋・・」のようにデリケートで予測不能、しかもヒトには制御不能のシステムので、「人為的温暖化」のような“火遊び”は、気候の急変、激変を招きかねず、やっぱりいけません。


歴史の長い黒点観察
タベルナの立派過ぎるタピストリー看板dwonsize
(路地奥のタベルナの立派過ぎるタピストリーの看板)
中学生の頃、天文気象クラブだったので黒点観測の記録を取っていたことがあります。望遠鏡で白い円盤に写してスケッチするのですが、毎日姿が変わって面白かったです。
なんでも1611年、1612年にダーヴィト・ファブリツィウス(David Fabricius)、クリストフ・シャイナー(Christoph Scheiner)、そしてかのガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)が同時発見したのだそうで、その後1843年ハインリッヒ・シュワーベ(Samuel Heinrich Schwabe)が黒点活動の11年(10年)周期を発見・・・と観察の歴史は古いようです。

肌色の肌理が美しい建物downsize
(肌色の肌理が美しい建物)

出典
日経サイエンス2012年8月号 p.33からの特集「太陽異変」、3人の日本の研究者の記事です
「特異な磁場出現 活動未知の領域へ」常田佐久氏執筆
「地球は冷えるか」宮原ひろ子氏執筆
「雲と太陽 深い関係」草野完也氏執筆

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