人が好きなんです、けなげな都会鳥+RAFの飛行機-心が優しくなる三冊の本(2)

人が好きなんです、けなげな都会鳥+RAFの飛行機
- 心を優しくする三冊の本(2)

航空博物館近くのパブdownsize
(ロンドン、RAF博物館近くのパブ)




本が大好き
電車に乗っている15分でも本さえあれば、心はもう何億年も昔の地球に、何万光年の宇宙のかなたに飛び、トリやハチのナビ地図や脳の中の幻影を覗き見、飛行機の操縦桿を操り、知らないレシピの味を感じる、自分だけの時空を超えた楽しい時間です。

ピッカピカのブリストル 社製ブルドック複葉機(Bristol Bulldog)downsize
ピッカピカのブルドック複葉戦闘機(Bristol Bulldog)むき出しのエンジンがマッチョ
鳥じゃない、人が変わったんだよ、優しく
最近出会った心が優しくなる三冊の本の二冊目は都会の鳥、アーバンバーズのお話。
前回はここをクリック↓
DNAに見る人類史に類を見ない日本人の優しさ - 心が優しくなる三冊の本(1)
少し古い本ですが、著者川内博氏が言う「都会の鳥は人が暮らす環境に頼って生きている、人が優しくなったから都会に鳥が帰ってきた」ことは最近の他の本と併せても変わらぬ結論であるように思います。出典①、出典②、出典③

黄色の衣装がかわいいマイルズ社製マジスター練習機(Miles Magister )downsize
黄色の衣装がかわいいマジスター練習機(Miles Magister )風がビュンビュンの開放座席です
飛ぶものつながりで・・
鳥の写真は撮っていないので代わりに飛ぶものつながりでRAF Museum (王室空軍博物館)などで出会った飛行機たちを載せています。RAF Museumのウェブ: http://www.rafmuseum.org.uk/

名前(リス)通りかわいいチップマンク練習機(DHC Chipmunk)downsize
「小さなリス」と言う名前です、かわいいチップマンク練習機(De Haviland Canada Chipmunk)
けなげな都会の鳥、アーバンバーズ
都会の鳥「アーバンバーズ」(著者川内博氏の命名)は大都会でけなげに生きています。鳥に限らず人の身近で暮らす生き物たちは人の心や行動を映す鏡なのですね。

ハーバード練習機downsize
レンドリースでイギリスに来たハーバード練習機(North American AT-6 Harvard)
人間はボディガード
都会の川にカワセミなどが戻ってきたのは水質や環境が改善されたことが大きな要因ですが、どうもそれだけではなさそうです。
ツバメが人家に巣を作るのは天敵を遠ざけるための人間を「ボディガード」にしているのは昔から知られていたようですが、人を見れば逃げる「用心深い鳥」とされたキジバトでも人家、それも手の届きそうな窓のすぐそばに営巣するようになったそうです。出典①


子犬みたいジェットプロボスト練習機(BAC(Hunting) Jet Provost)downsize
鼻先が子犬みたい、ジェットプロボスト練習機(BAC(Hunting) Jet Provost)

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人に子守りをしてもらうヒヨドリ
鳥の餌場を置いていた頃にうちの庭にもよく来ていたヒヨドリ。体が大きくいつもシジュウカラやスズメを追っ払って結構気が強いのか、と思っていましたが、本来は用心深い鳥。そのヒヨドリが外からは見えず内からは丸見えの植え込みと窓の間の営巣したそうです。毎日大家?の家族と顔を合せると安心してヒナを置いて餌探しに出かけたそうです。『人間は危害を加えない、子守りもしてくれる』と「学習」したようです。出典①

低い雲を背景に出演前のFAAコルセアdownsize
低い雲を背景に出演準備のFAA(英海軍航空隊)衣装のコルセア(Vought F4U Corsair)
都市の緑の復活と熟成
都会に鳥が戻ってきた理由と思われるものの一つは意外、都会の緑の熟成だそうです。戦後に回復した街並みに樹が植えられ、やがて環境保護が意識されて緑を大切にする中、年月を経て都会の樹は立派に大きく育ち、森や林の樹の代わりに都会の鳥の餌場、ねぐら、隠れ家になっているそうです。日本の都会も捨てたものではありませんね。出典①、出典③

いかにも蛇の目なウェセックス救難ヘリ(Westland Wessex)downsize
ライセンスしたらいかにも蛇の目な姿になったウェセックス救難ヘリ(Westland Wessex)
「所変われば・・」、パリのスズメ
パリではカラスをほとんど見かけません。その代わり日本の都会ではすっかり影が薄くなったスズメを良く見ます。モンパルナスなどパリの大きな駅ではカフェのテーブルを渡り歩きながらたくさんのスズメさんたちがこぼれたパンくずなどをついばんでいてかわいい。ゴミ事情などが違うのでカラスが増えずスズメが安心して街で暮らしているのでしょうね。

デハビランド社の蛾一族ジプシーモス(De Haviland Gipsy Moth) 青がきれいdownsize
デハビランド社「蛾一族」の一員、ジプシーモス(De Haviland Gipsy Moth) 青がきれい
人家は昔から雀のお宿
スズメも人が大好きです。昔は稲をついばむ害鳥扱いされましたが、それでも寄ってくるのは餌だけではなく、人家や人が居る環境が安全だから。稲作と共に日本に渡った渡来鳥だと言います。出典②

どこから見ても端正なムスタング(North American Aviation P-51 Mustang)downsize
ターンテーブルで回るどこから見ても端正なムスタング(North American P-51D Mustang)
「名にし負はばいざこと問はむ都鳥・・」なんでお前は悪食か
横浜は港町、山下公園など水辺にはユリカモメ君がいます。姿かたちは端正ですが、魚だけでなくゴミでも何でも食べる悪食、近づいても逃げない厚かましさ。古典では「都鳥」と称され、モノレールの愛称にまでなっているユリカモメ、「名にし負はばいざこと問はむ都鳥・・」なんでお前は悪食か。

大都会を生きるユリカモメの器用な水かき
相鉄横浜駅近くの運河ではユリカモメ君が目立ちます。多くの人が行き交う道、運河土手の細いフェンスや時には電線にさえ器用に水かきで停まっている姿は愛嬌があってかわいいです。運河沿いの馴染みのGrill & Bar “Stoves”に行くたびに出会います。 http://stovesyokohama.com/stoves/

出典①: 「大都会を生きる野鳥たち-都市鳥(アーバンバーズ)が語るヒト・街・緑・水」1997年、川内博氏著(地人書館)
出典②: 「スズメはなぜ人里が好きなのか」2010年、大田眞也氏著(弦書房)
出典③: 「カラスはなぜ東京が好きなのか」2006年、松田道生氏著(平凡社)


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コメント

Re: 鳥の生態!

duck4さん、いつも訪問感謝です。返礼おそくなりすみません、コメント同感です。人に、人の生活圏に寄り添い、ときにたくましく、ときにけなげに生きている鳥、虫、草花などに気づくと、いとおしい気持ちになり、それだけで心が少し優しくなれるような気がします。それから松田道生さんの本読んでいただいてうれしいです。これを励みにまた書きます。

> Levalloisbeeさんへ
>
> こんばんは!
>
> 「カラスはなぜ東京が好きなのか」松田道生さんの本を手にとって、所々ですが、読んでいます。
>
> カラスの死体はなぜ見つからないのか?
> をブログで書いてみました。
>
> 動物の本能で、カラスも体が弱くなると草むらに隠れるから見つからないそうです。
>
> それに、納得しました!
>
> 雀の話もうなずけました。
>
> 人里にいると外敵から身を守ることができるからですね!
>
> 雀も賢いです。
>
> 野鳥に関する本を読んでいると、鳥の生態について、わかるようになり楽しいですね!i-275

鳥の生態!

Levalloisbeeさんへ

こんばんは!

「カラスはなぜ東京が好きなのか」松田道生さんの本を手にとって、所々ですが、読んでいます。

カラスの死体はなぜ見つからないのか?
をブログで書いてみました。

動物の本能で、カラスも体が弱くなると草むらに隠れるから見つからないそうです。

それに、納得しました!

雀の話もうなずけました。

人里にいると外敵から身を守ることができるからですね!

雀も賢いです。

野鳥に関する本を読んでいると、鳥の生態について、わかるようになり楽しいですね!i-275
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