フランスアルプスの宝石アヌシー番外編
フランスアルプスの宝石アヌシー番外編

(旧市街の小さな運河の眼鏡橋)
氷河湖アヌシー湖畔の美しい街

(朝の運河は鏡のように街並みと石橋を映しています)
フランスアルプスの際、ローヌアルプス地方に屈指の透明度を誇る氷河湖アヌシー湖があります。アヌシー(Annecy)はそのアヌシー湖畔(Lac d'Annecy)の美しい街です。以前ご紹介したときは氷河の存在を証明したアガシのお話が中心でしたので、今回「番外編」としてアヌシーの街歩きをご紹介します。
以前の関連記事はここをクリック↓
氷河が作ったアヌシー湖と氷河期を見つけたアガシ 第1章湖畔の街アヌシーとチーズフォンデュ
氷河が作ったアヌシー湖と氷河期を見つけたアガシ第2章アヌシー湖とルイアガシ
その名も「愛の橋」はカップルでいっぱい

(紅葉の中の愛の橋)
細長い氷河湖であるアヌシー湖にそそぐティウー運河(Canal du Thiou)は湖の手前で木陰に囲まれたやや広い掘割になっていて重なるようにかかるいくつかの細身の鉄の橋を水面に映して美しい。
中でも有名なのは湖にそそぐ手前の「愛の橋」。たくさんの観光客が欄干に鈴なりになっていました。

(「愛の橋」はカップルでにぎわっています)
運河の水に映えるパステル色の家並み

(石造りの狭い路地は観光客でいっぱい)
旧市街は運河が網目のように走る水の街。素朴なパステル色の漆喰の家々の土台はがっしりした石組み、運河の水になじんでシブイ色合いになっています。
堰を華やかに飾る花、アヌシーは水の都

(堰は色とりどりの花で飾られています)
小さな堰、運河べり、レストランのテラス、それに橋の欄干にも花がいっぱい。満開の重い枝は水に触れそうに垂れていて、石造りの街を華やかな風景にしています。
ランチはサヴォア料理で

(運河べりの洒落たレストランはまだ準備中)
地元サヴォア(Savoie)料理のレストラン、店内は白壁に黒い木組みの構造材が浮きだし、深い色調の木の床と使い込んだ木製のテーブルがシックで落ち着いた雰囲気です。ランチにポークの一皿を選びました。

(郷土色いっぱいのサヴォア料理レストラン)
水面に映るアーチが美しい「眼鏡橋」

(水面に映る家並みと橋が美しい)
旧市街の小さな運河にかかる橋は真ん中に橋脚を下ろした石組みの橋が多く、静かな水面に映ると見事な「眼鏡橋」です。
水と石とパステルの壁の絶妙なパッチワーク

(パステルの壁と石組が渋い)
家々の間を走る細い迷路の先、石のアーチをくぐるとまた運河に出会います。水と石と漆喰の淡い色合いと落ち着いた質感が織りなす絶妙なパッチワークです。
柔らかく灯が照らす石のパッサード

(素朴な石造りのパッサージュの灯が温かい)
旧市街ではパッサージュのアーケードも石組みです。きっと冬の風雪をしのぐ知恵なのでしょう。トンネルのような中は薄暗く昼間でも灯っている明かりに柔らかく包まれます。
石の回廊に新鮮な野菜が並ぶ朝市

(石造りの回廊に立つ朝市)
朝市が立つと聞き、朝の散歩でマルシェを冷やかしに寄りました。マルシェの店も石造りの屋根付き回廊から半分顔を出す感じで野菜などを広げています。
アルプスの峰を望む湖畔の公園

(Champ de Mars公園からアルプスを遠望)
湖に向けて旧市街を抜け、船着き場を回り込むと、風景はパっと開けて目の前にアヌシー湖が広がります。湖畔は大きなChamp de Mars公園になっています。
花を飾った湖畔の市庁舎Hotel de Ville

(花と旗が華やかなアヌシーのHotel de Ville)
ティヌー運河が湖にそそぐあたり、アヌシー湖畔の明るく開けた大通りアヌシーに市庁舎Hotel de Villeはあります。花で飾られ湖の風景にもなじむ佇まい、やっぱりこんな市庁舎がうらやましいです。
アヌシー湖を遊覧船で半周

(湖畔の紅葉と別荘が水に映える)
折角なのでアヌシー湖巡りの遊覧船に乗りました。湖畔に迫る山並みとスパっと切り落としたような白い崖が氷河の働きを実感させてくれます。紅葉は日本ほどには鮮やかではありませんが、白いコテージを囲んで穏やかな湖面に色合いを添えています。やがて小さな島ひとつがそのまま館になっている「シャトー」でUターンし1時間ほどの船旅を楽しみました。
(アヌシー湖: 全長約15km、幅は一番狭いところが800m、とても細長い氷河湖で水深80m以上ありヨーロッパ随一と高い透明度だそうです)
アヌシー駅舎に迫るアルプスの山並み

(アヌシー駅舎に迫るアルプス)
帰路TGVに乗るとき見上げると、アヌシー駅舎の間近にフランスアルプスが迫っていました。

(アヌシーの地図)
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(旧市街の小さな運河の眼鏡橋)
氷河湖アヌシー湖畔の美しい街

(朝の運河は鏡のように街並みと石橋を映しています)
フランスアルプスの際、ローヌアルプス地方に屈指の透明度を誇る氷河湖アヌシー湖があります。アヌシー(Annecy)はそのアヌシー湖畔(Lac d'Annecy)の美しい街です。以前ご紹介したときは氷河の存在を証明したアガシのお話が中心でしたので、今回「番外編」としてアヌシーの街歩きをご紹介します。
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氷河が作ったアヌシー湖と氷河期を見つけたアガシ第2章アヌシー湖とルイアガシ
その名も「愛の橋」はカップルでいっぱい

(紅葉の中の愛の橋)
細長い氷河湖であるアヌシー湖にそそぐティウー運河(Canal du Thiou)は湖の手前で木陰に囲まれたやや広い掘割になっていて重なるようにかかるいくつかの細身の鉄の橋を水面に映して美しい。
中でも有名なのは湖にそそぐ手前の「愛の橋」。たくさんの観光客が欄干に鈴なりになっていました。

(「愛の橋」はカップルでにぎわっています)
運河の水に映えるパステル色の家並み

(石造りの狭い路地は観光客でいっぱい)
旧市街は運河が網目のように走る水の街。素朴なパステル色の漆喰の家々の土台はがっしりした石組み、運河の水になじんでシブイ色合いになっています。
堰を華やかに飾る花、アヌシーは水の都

(堰は色とりどりの花で飾られています)
小さな堰、運河べり、レストランのテラス、それに橋の欄干にも花がいっぱい。満開の重い枝は水に触れそうに垂れていて、石造りの街を華やかな風景にしています。
ランチはサヴォア料理で

(運河べりの洒落たレストランはまだ準備中)
地元サヴォア(Savoie)料理のレストラン、店内は白壁に黒い木組みの構造材が浮きだし、深い色調の木の床と使い込んだ木製のテーブルがシックで落ち着いた雰囲気です。ランチにポークの一皿を選びました。

(郷土色いっぱいのサヴォア料理レストラン)
水面に映るアーチが美しい「眼鏡橋」

(水面に映る家並みと橋が美しい)
旧市街の小さな運河にかかる橋は真ん中に橋脚を下ろした石組みの橋が多く、静かな水面に映ると見事な「眼鏡橋」です。
水と石とパステルの壁の絶妙なパッチワーク

(パステルの壁と石組が渋い)
家々の間を走る細い迷路の先、石のアーチをくぐるとまた運河に出会います。水と石と漆喰の淡い色合いと落ち着いた質感が織りなす絶妙なパッチワークです。
柔らかく灯が照らす石のパッサード

(素朴な石造りのパッサージュの灯が温かい)
旧市街ではパッサージュのアーケードも石組みです。きっと冬の風雪をしのぐ知恵なのでしょう。トンネルのような中は薄暗く昼間でも灯っている明かりに柔らかく包まれます。
石の回廊に新鮮な野菜が並ぶ朝市

(石造りの回廊に立つ朝市)
朝市が立つと聞き、朝の散歩でマルシェを冷やかしに寄りました。マルシェの店も石造りの屋根付き回廊から半分顔を出す感じで野菜などを広げています。
アルプスの峰を望む湖畔の公園

(Champ de Mars公園からアルプスを遠望)
湖に向けて旧市街を抜け、船着き場を回り込むと、風景はパっと開けて目の前にアヌシー湖が広がります。湖畔は大きなChamp de Mars公園になっています。
花を飾った湖畔の市庁舎Hotel de Ville

(花と旗が華やかなアヌシーのHotel de Ville)
ティヌー運河が湖にそそぐあたり、アヌシー湖畔の明るく開けた大通りアヌシーに市庁舎Hotel de Villeはあります。花で飾られ湖の風景にもなじむ佇まい、やっぱりこんな市庁舎がうらやましいです。
アヌシー湖を遊覧船で半周

(湖畔の紅葉と別荘が水に映える)
折角なのでアヌシー湖巡りの遊覧船に乗りました。湖畔に迫る山並みとスパっと切り落としたような白い崖が氷河の働きを実感させてくれます。紅葉は日本ほどには鮮やかではありませんが、白いコテージを囲んで穏やかな湖面に色合いを添えています。やがて小さな島ひとつがそのまま館になっている「シャトー」でUターンし1時間ほどの船旅を楽しみました。
(アヌシー湖: 全長約15km、幅は一番狭いところが800m、とても細長い氷河湖で水深80m以上ありヨーロッパ随一と高い透明度だそうです)
アヌシー駅舎に迫るアルプスの山並み

(アヌシー駅舎に迫るアルプス)
帰路TGVに乗るとき見上げると、アヌシー駅舎の間近にフランスアルプスが迫っていました。

(アヌシーの地図)
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