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オイルサーディンの和風パスタ、ほとんどコピペ、ちょっと一工夫

オイルサーディンの和風パスタ、ほとんどコピペ、ちょっと一工夫
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オイルサーディンのパスタの一皿downsize
(オイルサーディンのパスタの一皿)
オイルサーディン大好き♡、じゃパスタはどう?
・・・ってことで「オイルサーディンのパスタ」を作ってみました。




サーディン、しめじ、ネギは絶妙な組合せではないか?
・・・と思いました。いわしの風味が移ったオイルをたっぷり含んだ「しめじ」がいい仕事をしていますね。細ネギのトッピングは香りと爽やかさでパスタを一味違うものにしているように思います。
細ネギをトッピングして召し上がれdownsize
(細ネギをトッピングして召し上がれ)
ほとんどお手本参照+ちょっと工夫
・・・のレシピです。オイルサーディンのパスタは和風パスタのレシピがいくつかウェブに載っていましたので、これをベースにしました。
一方、ソースは味の素の「和風きのこスパゲティー」のものをベースにしました。

国産オイルサーディン缶詰downsize
(国産オイルサーディン、「かたくちいわし油づけ」缶詰)
和風なので国産「かたくちいわし油づけ」缶詰
・・・をオイルサーディン素材として使いました。いわしがプリっとしていてあっさりしたおいしいオイルサーディンです。実はフランスで買った南ブルターニュ、キブロン名産のオイルサーディン(Sardine a l'huile)缶詰もあるのですが、ちょっと和風とはマッチしないような気がして・・・。
オイルサーディンが名産の南ブルターニュはキブロン半島巡りの過去記事です↓
ママチャリで行くキブロン半島とフランス温泉旅館:ブルターニュ小旅行<前編>

薬味お細ネギdownsize
(薬味お細ネギ、たっぷり使うとおいしい:ピンぼけですみません)
一工夫「合わせ調味料」と海塩を一つまみ
・・・と言うのがレシピの「ちょっとだけオリジナル」な部分です。
味の濃い調味料を少量使う場合は中華料理のように予め「合わせ調味料」としておく方が調理がスムースで味が安定します。オイル系パスタなので海塩ごく少量で味を調えると味がシャキと引き立ちます。
更にトッピングの細ネギ(小口切り)をたっぷり使うとおいしいです。

前置きが長くなりましたが、以下、材料と作り方です。


フライパンでパスタと和えるdownsize
(フライパンでパスタと和える)
材料と下ごしらえ:2人前
パスタ 1.6mm 180g
オイルサーディン缶詰(内容量65g) 1缶(油も使う)
にんにく 1/2片:みじん切り
しめじ 1パック:石づきを切ってほぐす(細かく切らない)
細ネギ たっぷり:小口切り
オリーブ油 大さじ2

合わせ調味料
以下を混ぜ合わせておきます。
しょう油 小さじ1
日本酒 大さじ 2
ほんだし(顆粒) 小さじ1

具とソース作り
1. フライパンににんにく、オリーブ油を入れて炒める。
2. オイルサーディン全量(油も含めて)、しめじを加え、軽く炒める。
3. 合わせ調味料を加えて、しめじがしんなりするまで炒める。この時、サーディンは大さじで軽くつぶしておく。

具と和風ソースと和えたパスタdownsize
(具と和風ソースと和えたパスタ)
パスタと和える
1. パスタを所定の時間(9分)ゆでる。
2. フライパンの具とソースにゆでたパスタを加え、パスタがソースを吸うまで混ぜて和える。
3. 海塩ごく少量を振って味を調える。

盛り付けていただく
1. 和えたパスタを皿に盛る。
2. 細ネギをたっぷりトッピングしていただく。

おいしかったのでまた作りたいです。白ワイン/オリーブ油系のヴァージョンも作ってみたいですね。

料理とグルメの過去記事リストです↓
グルメな話題の記事リスト

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テーマ : パリ、フランス - ジャンル : 海外情報

小っちゃなカニが地形を変える「風吹けば桶屋儲かる」キーストーン種+フランス南ブルターニュ

小っちゃなカニが地形を変える「風吹けば桶屋儲かる」キーストーン種+フランス南ブルターニュ
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サペロ島と小っちゃなカニ
(米国サペロ島と塩沼の地形を変えた小っちゃなカニpurple marsh crab)
小っちゃなカニが地形を変える
米国東海岸で、小っちゃなカニpurple marsh crab(Sesarma reticulatum)が生態系、環境、いえ、それだけでなく地形まで変えてしまっているそうです。こういう生物種をキーストーン種と呼びます。




のどかに舫うヨットたちdownsize
(のどかに舫うヨットたち:フランス、南ブルターニュのベルイル島)
海岸が美しいフランスのブルターニュ半島
「いつまでも美しい海岸であって欲しい」(ちょっとムリムリの)つながりでフランスの南ブルターニュのキブロン半島と沖合のベルイル島のフォトを添えます(使い回しです)。
南ブルターニュの過去記事です↓
ママチャリで行くキブロン半島とフランス温泉旅館:ブルターニュ小旅行<前編>
南ブルターニュのその名も「美しき島」ベルイル:フランス街歩き番外編
2億5千万年後の超大陸+南ブルターニュ寸景
「ご自宅拝見」バイオロギングで垣間見る動物の私生活+南ブルターニュ、キブロン
かわいい肉食系ヒドラは海の老舗ブルターニュの美しい島ベルイル
カマキリ君は動くものを3Dで見て必殺アタック+南ブルターニュの旅キブロン
雲を作って地球を冷やす小っちゃな藻Eハックスレイ南ブルターニュベルイル


白い石造りが印象的な小さなケーキ屋さんdownsize
(白い石造りが印象的な小さなケーキ屋さん:南ブルターニュのキブロン半島)
空からも見えるカニの地形改造
出典著者のSinéad M. Crottya氏らが湿地の航空写真画像を解析するユニークな手法で明らかにしました。小さなカニは宇宙からでも分かるほど地形を変えちゃったんです。湿地の草地はカニの水路で分断され、土壌の浸食が進んでいます。

出航するヨットと巡視艇downsize
(出航するヨットと巡視艇:ベルイル島のルパレ港)
沿岸の地形と生態系と守る塩沼
米国東南部、ジョージア州沿岸のサペロ島(Sapelo Island)にはイネ科植物cordgrassのカーペットで覆われる海沿いの湿地、塩沼(salt marsh)が広がっています。塩沼は沿岸域の食物網と栄養素の分配に大きな役割を果たしており、さらに陸の動物の生態も支え、そして海岸線を守っています。

塩沼を守る塩生植物
サペロ島ではcordgrassのカーペットが塩沼を維持しています。塩沼は定期的に満ち潮に洗われるため、耐塩性の草や灌木などの塩生植物が生えていて、これらの植物は海水中から堆積物を捉えることで塩沼を安定化しています。

ルパレ港入り江の跳ね橋downsize
(ルパレ港入り江の跳ね橋)
カニが草のカーペットを食べて水路拡大
出典著者のCrottya氏らの研究で、小さなカニ、purple marsh crabがイネ科植物cordgrassを食べつくして水路(クリーク)を拡大し地形を変えてしまったことが分かりました。purple marsh crabは北米大西洋岸に棲む紫色の2.5㎝と小さなカニですが、その捕食者が漁業で激減したことで増えて草が食べられ海岸浸食が進んでいます。2010年代のカニの水路拡大は1990年代の2.5倍だそうです。

船尾に立つ赤いシャツがオシャレなクルーdownsize
(船尾に立つ赤いシャツがオシャレなクルー:キブロンとベルイル島を結ぶフェリー)
共犯は地球温暖化による海面上昇
出典著者のCrottya氏らによれば、急にpurple marsh crabが増えたもう1つ要因は地球温暖化に伴う海面上昇だそうです。潮に浸ることが多くなることで湿地の土は柔らかくなり、カニが巣穴を掘り易くなったのだそうです。1990年代に比べてサペロ島の湿地は日に1時間以上長く海水に浸っていました。

淡いブルーが空に映える瀟洒な建物downsize
(淡いブルーが空に映える瀟洒な建物:キブロン)
分不相応なヤツ、キーストーン種
ただでさえ海面上昇により湿地は失われるのに加えて、小っちゃなカニが草を食べ水路を拡大して浸食を加速していたのです。
大きさや数やバイオマス(物質としての生物の量)の割には生態系に大きな影響を及ぼす生物種がキーストーン種(Keystone species)です。いわば分不相応に生態系や環境を大きく変えるヤツです。生態系ごとにキーストーン種となる生物種は異なります。そして良い影響の有名な例はビーバーです。
ビーバーの過去記事です↓
温暖化で北上のビーバーが凍土を融かして温暖化を加速+カナダ首都オタワ

荒野にポツンと立つ灯台は白に赤が印象的REVdownsize
(荒野にポツンと立つ灯台は白に赤が印象的:ベルイル島)
カニの水路拡大が安全な棲み処を奪う
purple marsh crabの水路拡大は地形を変えるだけでなく、cordgrassの草のカーペットを安全な棲み処としていた巻貝など軟体動物が捕食圧に晒されることになりました。生態系も大きな影響を受けています。

「風が吹けば桶屋が儲かる」のが地球温暖化
海岸地形を変えつつある小っちゃなカニpurple marsh crabに“悪意”はありません。
人為的地球温暖化→海面上昇→湿地でカニの巣穴が増え、カニが増えた→湿地を守る草が食べられ水路網が拡大→塩沼の生態系が脆弱になり+海岸浸食が進んだ。
地球温暖化は様々な「風が吹けば桶屋が儲かる」インパクトを与えているということでしょうね。

出典:”Sea-level rise and the emergence of a keystone grazer alter the geomorphic evolution and ecology of southeast US salt marshes” Sinéad M. Crottya et al. PNAS July 28, 2020 vol. 117 no. 30 17891–17902 www.pnas.org/cgi/doi/10.1073/pnas.1917869117
出典:日経サイエンス2021年3月号P.24「湿地を作り変えるカニ」
出典:ウィキペディア記事「塩沼」「キーストーン種」「Sesarma reticulatum」


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地球温暖化に伴う干ばつに適応する亜寒帯針葉樹林+フランスの氷河湖アヌシー湖

地球温暖化に伴う干ばつに適応する亜寒帯針葉樹林
+フランスの氷河湖アヌシー湖

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雪原のカナダトウヒ
(雪原のカナダトウヒ)
極地の森の干ばつ危機、救うのは誰?
極地周辺の森では温暖化に伴う干ばつが特に脅威となっているようです。地球温暖化の影響は極地から顕著になってゆくと言われます。そんな中、乾燥地で育った針葉樹の干ばつ耐性が極北の森を支えてくれるかも知れない、と言うサイエンス小ネタです。
極地で生まれた落葉樹の過去記事です↓
絶えず姿を変え生き抜いてきた、たくましい落葉樹林+フランスの秋アヌシー




黄葉の道の散歩ファミリーdownsize
(黄葉の道をお散歩のファミリー;アヌシーのティウー運河沿い)
フランスアルプス麓のアヌシー湖は氷河時代の名残り
・・・なので、アヌシー湖のフォトを添えています。新しく載せるものと再掲です。
アヌシーの過去記事です↓
氷河が作ったアヌシー湖と氷河期を見つけたアガシ第1章湖畔の街アヌシーとチーズフォンデュ
氷河が作ったアヌシー湖と氷河期を見つけたアガシ第2章アヌシー湖とルイ・アガシ
フランスアルプスの宝石アヌシー番外編


温もりを感じるパステル色のサヴォワ(Savoie)料理レストランdownsize P1010358
(温もりのあるパステル色、地元料理サヴォワ料理のレストラン)
温暖化が招く極地の干ばつ
地球温暖化は北極周辺の極地で局所的な干ばつを惹き起こしています。すると土壌中の水分が減少し針葉樹林の生育が妨げられています。地球温暖化に伴う干ばつの増加は土壌水分の枯渇を招き、北極周辺の極地の針葉樹林の生育を妨げる主な要因になりつつあります。

干ばつは樹木の抵抗力を損なう
加えて、干ばつや熱波は樹木の活力を低下させ、病原体、害虫、有害物質に対してより脆弱になる恐れもあります。

紅葉を映して静かなアヌシー湖(Lac dAnnecy)downsize P1010249
(紅葉を映して静かなアヌシー湖)
年輪は樹木の履歴書
樹木の年輪は過去に遡る履歴書であり、記録です。年輪データを過去の気温変化、干ばつ記録とも併せて過去を解き明かすことはより良い将来予測につながると、出典著者Claire Depardieu氏らは述べています。

干ばつのダメージからの回復を年輪から読み解く
干ばつでは植物の成長が鈍り、それは縮んだ年輪に反映されます。干ばつが終息した後は幅の広いしっかりした年輪になります。ところが、干ばつ後の植物の成長速度の回復には樹種によって差が生じます。

アヌシーの土産物屋さんdownsize
(アヌシーの土産物屋さん)
2億5千万年生き抜いてきた針葉樹
針葉樹は2億5千万年も生き延びてきたので現在よりも温暖な時代も凌いで生き残ってきました。稀でも厳しい気候変動は、成熟までに長い成長期間が必要な寒帯針葉樹林の自然淘汰の大きな要因となるそうです。干ばつに対しても針葉樹は遺伝子レベルで適応してきたようです。

運河沿いの賑わいdownsize
(ティウー運河沿いの賑わい)
温暖化や干ばつを凌ぐ樹種を探す
現状では、地球温暖化に伴う極地の干ばつの頻発は避けえないことです。それじゃ寒帯の針葉樹林を維持するために温暖化や干ばつに強い樹種を探そう、ってことになります。

秋の陽が水面にきらめくボート乗り場downsize P1010420
(秋の陽が水面にきらめくボート乗り場)
同じ環境条件で遺伝的な違いを見るコモンガーデン実験
出典著者のClaire Depardieu氏らは、コモンガーデン実験場の樹齢29年の43区域の1481本のカナダトウヒ(シロトウヒ) (white spruce、Picea glauca)の年輪を測定し、過去の干ばつ時の樹木の成長を調べました。

環境適応力の遺伝的な違いを比べる野外実験
コモンガーデン実験(Common garden experiment)とは異なる種を本来の生息地から共通の同じ環境に移植し、環境条件を同じにして環境適応力などの遺伝的な違いを比べるものです。

カラフルな建物が並ぶ街並みdownsize
(カラフルな建物が並ぶ街並み)
トウヒはクリスマスツリー
ここで調べたカナダトウヒはマツ科トウヒ属の常緑針葉樹でほぼカナダ全域に生息します。トウヒの仲間はいわゆるクリスマスツリーです。

乾燥地のトウヒは干ばつに強い
出典著者Claire Depardieu氏らの研究の結果、干ばつからの樹木の成長の回復力に遺伝的な相違が認められました。同じ種でもより乾燥した地域由来のトウヒは湿潤な環境由来のトウヒに比べて成長が良く、深刻な干ばつへ対して遺伝的に適応していたことが伺わるそうです。

同じ種の中でも干ばつ耐性に遺伝的な差
干ばつなどの気候変動に対する耐性に関わる樹木種の性質、機能の種間差は指摘されてきましたが、同種内の比較研究は少なかったそうです。また、この研究結果は森林生態系の管理や保全に広く適用できるだろうとのことです。

地球温暖化で森林の生産性も課題
極地の針葉樹に限らず、生物種は気候など環境の変化に適応して進化してきましたが、地球温暖化など昨今の気候変動のスピードは、これに適応する進化のスピードを上回る勢いです。更に今後進むと予測される気候変動のもとで森林の生産性をいかに保つか、は喫緊の課題です。

出典:”Adaptive genetic variation to drought in a widely distributed conifer suggests a potential for increasing forest resilience in a drying climate” Claire Depardieu et al. New Phytologist Volume227, Issue2 July 2020, P 427-439 https://doi.org/10.1111/nph.16551
出典:ウィキペディア記事「トウヒ属」、”Picea glauca”


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究極の複葉戦グラディエーターはフタを開けたら斬られ役でも弟は初のジェット戦

究極の複葉戦グラディエーターはフタを開けたら斬られ役
でも弟は初のジェット戦

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グラディエーターのカレンダーdownsize
(四半世紀前のカレンダーのグラディエーター、未だ飾ってます。塗装からはシー・グラディエーターに見えるんですが・・・)
戦闘機の技術革新、1930年代
1930年代は複葉戦から単葉戦へ、固定脚から引込脚へと、近代戦闘機への移行時代だったようです。英国複葉戦の殿が今回のお話ネタ、グロスター・グラディエーターでした。
ちなみにイタリアでは、最初の単葉戦の後に最後の複葉戦CR42がデビューしている!・・このお話はまたいつか。
初飛行比較作業
(最後の複葉戦と最初の単葉引込脚戦の初飛行年比較)

栄えある最後の複葉戦はそのまま戦場へ・・・
名機ホーカー・フューリー(1代目)は単葉のハリケーンに「脱皮」しましたが、跡を継ぐRAF(英空軍)最後の複葉戦グロスター・グラディエーターは運悪くそのまま大戦で戦う羽目になりました。
ハリケーンの過去記事です↓
英雄の健気なドサまわりシーハリケーン+英国IWMの元気なレジェンド・ヒコーキたち




最大速度
(最大速度比較)
列強最後の複葉戦は「斬られ役」
第二次大戦の緒戦では前大戦の遺産、複葉戦闘機も働いていました。RAF(英国空軍)のグロスター・グラディエーターもその一人、仲間にはイタリアのCR.42とか、ソ連のI-15、I-153とか、でも総じて「斬られ役」になっちゃった感じです。

エンジン馬力
(エンジン馬力の比較)
歴史は繰り返す、ジェット時代のプロペラ機
そう言えば、朝鮮戦争、スエズ動乱、初期の中東戦争やベトナム戦争などでもプロペラ機がジェット機と一緒に飛び交っていました。エイブルドッグことスカイレーダーは例外として、べアキャット、コルセア、シーフューリー、ホーネット、ファイアーフライ、タイガーキャット、インベーダーなどはデビュー当時は究極の艦戦、艦攻、攻撃機だったんですが、ジェット機登場とともに補助的、二流の役割のなりました。
その雛形は早くも第二次世界大戦緒戦の複葉戦闘機にあったようです(勝手な解釈ですけど)。

グラディエーター三面図downsize
(グラディエーターの三面図)
究極の複葉戦闘機か?バランスの取れたデザインと性能
さすがRAF最後の複葉戦、デザインも垢ぬけていて、性能も複葉機の究極でした。

翼面荷重
(翼面荷重(少ない方が旋回性能が良い)の比較
速くて軽快グラディエーター
最大速度は時速414kmで複葉戦としては「一皮むけ」てました、スピット、ハリケーンより100km/時以上遅いけど。にも拘わらず翼面荷重(機敏さ、格闘性能)は69.5kg/平方mと最後の複葉戦の中でも軽快でした。

航続距離
(航続距離の比較)
氷上からの迎撃、頑張ったナルビク戦
戦略的に大失敗でドタバタ撤退となった連合軍のノルウェー、ナルビクへの侵攻戦ですが、英海軍も英空軍も現場は実は善戦したんです。グラディエーターも信頼性のかたまりマーキュリー・エンジンを駆って凍てつく氷結湖から出撃し、単葉のドイツ機を多数墜としています。

極北の空で墜ちるのは複葉のグラディエーターとI-15
1940年ソ連の突然のフィンランド侵攻で始まった冬戦争、双方の複葉戦闘機たちI-15とグラディエーターは、アっと言う間に「斬られ役」になってしまいました。

マルタの神話、3機のシー・グラディエーター
独伊空軍のマルタ島空襲の緒戦、英空軍(RAF)は迎え撃つ準備が全く出来ていませんでした。そんな中、3機のシー・グラディエーター(着艦フック付き艦載型)”Faith”, “Hope”, ”Charity”の奮戦、活躍は伝説的です、でもホントはハリケーンの戦果だって言われてますけど。

最後の複葉戦闘機の後継者は初のジェット戦闘機
いかにもイギリス、いかにもRAFですね。グロスター社の複葉戦のグラディエーターの後継者はなんと連合軍初のジェット戦ミーティアでした。落差大きすぎるでしょ!

さすがフォーランドの素敵なデザイン
大戦の実戦では冴えないグラディエーターでしたが、そのシルエットは近代的でエレガントな複葉機、さすが、名デザイナーのフォーランド(Henry Phillip Folland)の作品、実は結構好き♡です。

グロスター グラディエーターの仕様
乗員 1名
全長 8.4 m  全幅 9.8 m 全高 3.2 m 翼面積 30平方m
総重量(Gross weight)  2,084 kg
エンジン Bristol Mercury IX 単発 830馬力
最大速度 時速414 km 航続距離 710 km
武装 7.7mm機関銃×4丁

出典:ウィキペディア記事「グロスター グラディエーター」、「CR.42 (航空機)」、「ハインケルHe51」、「九五式戦闘機」、「I-15 (航空機)」、「F3F (航空機)」他

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けんかの野次馬キツツキは縄張りをほったらかして駆けつける+パリ晩秋

けんかの野次馬キツツキは縄張りをほったらかして駆けつける
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ドングリキツツキinternetより借用downsize
(ドングリキツツキ;internetより借用)
とにかく貯めたい!ドングリキツツキのドングリ貯金
北米の森に棲むキツツキ、ドングリキツツキ(Acorn woodpecker)はオークなどの木の幹の樹皮に穿った穴にドングリを貯めます、それも何千個、木の幹がドングリの穴でおおわれるほどたくさん・・・。




5区la Contrescarpe広場噴水REVdownsize
(晩秋のパリ5区la Contrescarpe広場の噴水)
晩秋のパリ
秋の実り、ドングリを集めるドングリキツツキのお話につき晩秋のパリのフォトを添えています(何年も前ですが、まだご紹介していないフォトです)。
晩秋のパリの過去記事です↓
晩秋のパリ歩き13区からセーヌへ
夢と記憶の妖しい関係+光と影が曖昧な晩秋パリ、バスティーユ

パリの過去記事のリストです↓
パリの話題の過去記事リスト

13区小さな公園downsize
(晩秋の午後パリ13区の小さな公園にて)
ドングリ貯金を使って群れで子育て
この樹皮のドングリ貯金の「餌倉」を蓄えにしてドングリキツツキは番(つがい)と周辺の繁殖しない兄弟姉妹で群れを作って共同で子育てをします。ドングリキツツキは社会性の高いトリです。
トリの行動についてのサイエンス小ネタの過去記事です↓
ママの大好きなパパの歌をキンカチョウの幼鳥はママに励まされ覚える+冬のパリ
シジュウカラは単語ではなく文章でサエズリを理解する+練習機T-6テキサン/ハーバード再び
煙突に集団で高速ダイブするエントツアマツバメ驚異の飛行術+パリの煙突
ムクドリは液体ヘリウムの群れでタカから逃れる+帝都ウィーン
朝喰われないために夕方に食べる小鳥たち;究極のレシプロ機P-51
カラスが7つの子を数える脳の算術モジュール 南イタリアのソレントおまけ


5区ムフェタール通レストランREVdownsize
(5区ムフェタール通の小さなレストラン)
番(つがい)の一方が死ぬとなわばりは「空き物件」に
豊かな餌倉(豊富なドングリ貯金)を持つ群れで、その中心となる番の片方が死ぬとなわばりを守り切れず言わば「空き物件」となります。

13区古い民家downsize
(13区古い民家のデザインが面白い)
なわばり「空き物件」がキツツキけんかの火種
するといくつもの周囲のライバルの群れが一斉に侵入し「ドングリ貯金付き空き物件」を狙って争います。群れの新しいメンバーの勧誘も目的かも知れないそうです。

群れ対群れの「出入り」のような乱戦、連日10時間も
大きな声で鳴きながら、3,4羽の群れと群れが入り乱れた乱戦で、「多 対 多」で「空き物件」を巡って争う、トリでは珍しい行動だそうです。中には毎日やってきて1日10時間もけんかしていた個体もいたそうで、「いつ食べてるんだろう?」と出典著者。

5区ピザ屋さんdownsize
(5区のピザレストラン)
初めて注目されたけんかの野次馬キツツキ
出典著者のSahas Barve氏らは今回初めてこの“けんか”を見に来る(でも参加しない)野次馬キツツキがいることを見つけました。

13区アパルトマンdownsize
(13区のアパルトマン)
大騒動中の1羽ずつの行動を追うradio tag
出典著者Barve氏らキツツキに小型の無線発信タグ(radio tag)を取り付け、何羽も入り乱れて大喧嘩中のキツツキ1羽ずつの行動を追いました。分単位で個々のトリの位置を追うことができます。
すると、「けんかしないで見ているヤツ」=野次馬キツツキ、がいることが分かりました。

自分のなわばりを無防備にしても欲しい「情報」とは?
実は野次馬キツツキは、自分のなわばりが空っぽになり、「餌倉」が無防備になるリスクを冒しています。3kmも離れたなわばりからわざわざ来て、1時間以上も見ているものもいるそうです。いったいどんなメリットが?

勢力分布を確かめる?社会性の高いドングリキツツキ
出典著者Barve氏によれば、野次馬キツツキのように他の群れの個体間の関係(この場合は群れ同士のけんか)を監視する行動はトリでは珍しく、ドングリキツツキは自分の個体群の社会力学について高度な理解を持っていることを示しているそうです。
つまり野次馬キツツキは、誰が勝つか、次の勢力分布を確かめに来ているのでしょうか?

出典:”Acorn woodpeckers wage days-long battles over vacant territories, radio tag data show” EurekAlert! (CELL PRESS), NEWS RELEASE 7-SEP-2020
出典:日経サイエンス2021年2月号P29 「キツツキのけんか」
原典:"Woodpecker wars: tracking warriors and spectators with telemetry" Barve et al. Current Biology, Volume 30 Issue 17 Pages R982-R983 (September 2020). DOI: 10.1016/j.cub.2020.07.073
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ビーチリゾートのLEDライトがまぶし過ぎ、サンゴは繁殖できないよ~

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サンゴ礁から湧いてくるデバスズメダイREVdownsize
(サンゴ礁から湧いてくるデバスズメダイ)
人工光の光害はサンゴにも
人の活動が自然を攪乱する悪影響は、二酸化炭素排出による地球温暖化はじめ多々ありますが、意外なことに光も他の生き物に悪影響を与えることがあり、「光害(light Pollution)」と呼ばれます。これがサンゴの繁殖にまで悪影響を与えているようです。特に悪影響が懸念されるのが、ノーベル賞にもなった、青色LEDだそうです。




サンゴ礁のそばにはビーチリゾート
南の島の美しいサンゴ礁・・・にはほぼ必ず、ホテル、ショップ、レストランなどビーチリゾートがあります。
ちょっと昔、私、Levalloisbeeはサイパン、ハワイ、石垣島などでスキューバダイビングをやっていました。軟弱なダイバーなので主に潜るのはサンゴ礁、明るく澄んだ海でカラフルな魚たちに出会いました。でも拠点はいつもビーチリゾートホテルでした。

ボラ系の稚魚かREVdownsize
(ボラ系の稚魚か)
サンゴ礁はスモールワールド
サンゴ礁は多くの生き物を育みます。サンゴ礁ダイビングで出会った小さなサカナたちのフォトを添えます(使い回しですけど)。
サンゴとサンゴ礁の過去記事です↓
サンゴ礁は食べ物で温暖化による白化し易さが変わる+サンゴ礁のかわいいサカナ
サンゴ礁の船の騒音とリゾートの夜の灯に脅かされるクマノミたちの卵
海洋廃棄プラスティックがサンゴに感染症を蔓延させている先島サンゴ礁散歩
暑い潮に鍛えられサンゴは白化に強くなる、ちょっとユルメがミソ+石垣のサンゴ礁
光ってパートナーを育み護るサンゴ+石垣のサンゴ礁と魚たち


蛍光色の幼魚とサンゴ
(蛍光色の幼魚とサンゴ)
サンゴの一斉産卵は群体間の遺伝子交換
サンゴの一斉産卵、ドキュメンタリーなど見たことありませんか?サンゴは受精卵を広く散布することで生息域を広げ、やがて広大なサンゴ礁を作り上げてゆきます。造礁サンゴは多数の個虫の群体ですが、みな同じ遺伝子を持つクローンです。

1年に一度、満月の夜にサンゴは一斉産卵
遺伝的多様性を保つためにはサンゴの群体間で配偶子(卵子、精子)を交換する必要があり、多くのサンゴがタイミングを合わせて同時に配偶子(卵子、精子)を放出する「サンゴの一斉産卵」が進化してきました。サンゴは月の満ち欠け、月齢で互いにタイミングを測り、満月前後の夜に一斉産卵します。

デバスズメダイの群れ切り出しdownsize
(デバスズメダイの群れ)
ビーチリゾートの光がサンゴの繁殖を邪魔してる?
サンゴ(造礁サンゴ)の一斉産卵(配偶子の一斉放出)には月の光が利用されてきたのですが、最近ではビーチリゾートの夜の明るい人工光が月光のような自然光変化のシグナルを圧倒しかき消しています。

LEDの光害がサンゴ産卵を妨げる
出典著者Inbal Ayalon氏らは、インド太平洋海域の2種のサンゴ(Acropora milleporaとAcropora digitifera)への人工光の直接の影響を調べ、寒色系や暖色系のLEDのが人工照明がサンゴの配偶子形成を遅らせ、配偶子放出の同期を妨げ、サンゴの一斉産卵が損なわれることを見出しました。

サンゴに群れる稚魚たちREVdownsize
(サンゴに群れる稚魚たち)
水中深く届く青色LED光害の懸念
出典著者Ayalon氏らによれば、世界の沿岸の人工照明のマップから人工照明がサンゴ礁の繁殖を妨げていると思われ、また、LEDの普及により、特に青色LEDはより深く水中に届くので、事態を更に悪化させると危惧されるそうです。

サンゴ礁の生き物への人工光の影響は?
海の生き物、特にサンゴ礁の生き物は、太陽光や月光など自然光の周期的変化により様々な生理反応や行動を調節しています。世界の沿岸地域で都市化が進み、その光害が、既に生息数が減少しているサンゴ礁生態系の生き物を更に危機に追い込むかも知れず、全世界モデルの光害の影響評価(アセスメント)はサンゴ礁の保全計画に役立つだろう、と出典著者Ayalon氏らは述べています。

サンゴ礁とスカシテンジクダイの群れ
(サンゴ礁とスカシテンジクダイの群れ)
いまだナゾの多いサンゴ一斉産卵
別の出典著者Yusuke Sakai氏らによれば、造礁サンゴの一斉産卵は満月前後の夜に起こり毎年そのタイミングが違いますが、「海水表面温度」「風速」「日射量」といった環境要因が満月と産卵日とのずれに関係していることを明らかにしました。サンゴの一斉産卵はいまだ不明なことも多いそうです。

思わず環境を攪乱する人の活動
ビーチリゾートの夜の賑わいがサンゴ礁の生態系を乱している、とはなかなか思い至りませんよね。私たちの日常の活動が他の生きものたちにどんな影響を与えているか(全く影響を与えないのは不可能なので)、思いを巡らすことも大切なのでしょうね。

出典:” Coral Gametogenesis Collapse under Artificial Light Pollution” Inbal Ayalon et al. Current Biology 2020 Nov 2;S0960-9822(20)31582-7 doi: 10.1016/j.cub.2020.10.039.
出典:”Too bright to breed” Sacha Vignieri Science 20 Nov 2020 Vol. 370, Issue 6519, pp. 927
DOI: 10.1126/science.370.6519.927-a
出典:“Environmental factors explain spawning day deviation from full moon in the scleractinian coral Acropora” Yusuke Sakai et al. Biology Letters 22 January 2020, https://doi.org/10.1098/rsbl.2019.0760
出典:ウィキペディア記事「造礁サンゴ」、「サンゴ」


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港ヨコハマで絵画展、秋のハマを歩く

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あけましておめでとうございます。旧年中は拙いブログにご訪問頂きありがとうございます。サイエンスやヒコーキなどちょっとマニアックなネタをボチボチ書いてゆきます。今年もよろしくお願いいたします。
浚渫船のUターンdownsize
(浚渫船のUターン)
みなとみらいの朝で出会った浚渫船
昨年、横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫で開催されたイベントのお手伝いで行った朝に横浜コスモワールドに面した運河水路で双胴の浚渫船(多分ゴミ回収の船?)のUターンに出会いました。
ハマ歩きの過去記事です↓
ヨコハマたそがれ青い回廊といずもと飛鳥
ハイカラな不死鳥ハマの港の歴史に触れる博物館+ハマの寸景
ハマの新開地朝の散歩で見つけたもの司馬さんを辿って





みなとみらいの朝浚渫船は面舵いっぱいdownsize
(絵画展出展作品「みなとみらいの朝、しゅんせつ船は面舵いっぱい」)
無謀にも波を描いて絵画展に出展
この浚渫船のUターンを題材にした水彩画を、昨年に続き今回も、無謀にも絵画展に出展しました。ま、通っている絵画教室の生徒さんの絵画展なんですけど。
絵画展出展の過去記事です↓
懲りずに山手イタリア山で絵画展出展
水彩画始めちゃいました+年末年始挨拶


県民ホール前の秋の舗道downsize
(県民ホール前の秋の舗道)
絵画展会場は県民ホール、ついでにハマ散歩
今回の絵画展の会場は横浜港山下公園近くの県民ホールでした。会場周辺は秋が深まり始める頃、久しぶりにハマ散歩も楽しみました。

ハマのキングの塔こと横浜県庁舎downsize
(ハマのキングの塔こと横浜県庁舎)
ハマのキングの塔と色づき始めたイチョウ並木
会場最寄り駅は「日本大通り」、地下駅から「浮上」するといきなり「キングの塔」(横浜県庁舎)が目の前に。並木のイチョウが黄葉し始めていました。

がんばれベイスターズ日本大通りdownsize
(「がんばれベイスターズ」日本大通りののぼり)
秋の日本大通りの「がんばれベイスターズ」
横浜では、京急横浜駅、みなとみらい線の日本大通り駅、元町商店街などにはベイスターズ関連のポスターやのぼりがありますが、日本大通りでものぼりを見つけました。

ベイブリッジを背景に遊覧船が行くdownsize
(ベイブリッジを背景に遊覧船が行く)
青い秋空にベイブリッジの白
山下公園に抜けると横浜港。ベイブリッジの前を白い港内遊覧船が行きます。晴れた青空と海の青に白い姿がよく映えます。

横浜港の海のパトカーdownsize
(横浜港の海のパトカー)
海のパトカーです
大桟橋脇の水路には小型の船がたくさん舫っていました。そのうちの1隻には「POLICE」の文字、神奈川県警の「海のパトカー」ですね。

大桟橋の大中小クルーズ船遊覧船曳船downsize
(大桟橋の大中小?クルーズ船と遊覧船と小船)
大桟橋の大中小?
大桟橋には大きなクルーズ船が停泊。そこへさきほどの遊覧船が入ってきました。手前には、水先案内や曳船でしょうか?小船が数隻が舫っていました。大桟橋の大中小です。

やっぱり楽しいハマ散歩
コロナ禍の真っただ中、人波は避け、飲食はせず、ではありますが、やっぱりハマ散歩は楽しいです。

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ネイビーブルーのかわせみ、水上観測機という化石種OS2Uキングフィッシャー

ネイビーブルーのかわせみ、水上観測機という化石種OS2Uキングフィッシャー
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キングフィッシャーその3側面図downsize
ネイビーブルーのカワセミ
チャンスボート・キングフィッシャー(Chance Vought OS2U(OS2N) Kingfisher)、キングフィッシャーとは渓流の宝石、カワセミのことです。だからでしょうか?OS2Uキングフィッシャーにはネービーブルーの衣装がよく似合います。




最大速度比較
これからは単葉でしょ、ネイビー近代化
米海軍の複葉観測機O3Uに代わる単葉の近代的観測機として開発されたOS2Uキングフィッシャーは大戦前1938年に陸上型と水上型が初飛行しました。まだレーダーは本格運用されず、海戦では観測機による弾着観測が求められる時代でした。

初めてカタパルトから発進したキングフィッシャー
キングフィッシャーは米海軍で初めてカタパルト発進を行うなど、艦隊近代化のホープでした。

キングフィッシャーその2downsize
フタ(開戦)を開けたら観測機は化石になってた
でも第二次大戦で観測機と言う機種は、戦闘機や対空砲火にひどく脆弱で生き残れず、海では早々とレーダーにとって代わられた化石種となりました。陸上でも同じ、いやもっと悲惨で、英空軍のライサンダーなどはヒドイ目に遭ってしまいました。

航続距離比較
アグッレシブなライバルたちに比べて・・・
キングフィッシャーのライバルの水上観測機は零観、アラド196、ウォーラス。アグレッシブだった零観やアラドに比べてキングフィッシャーやウォーラスは地味です。
ウォーラスの過去記事です↓
名機スピットの地味な兄弟は海のレスキュー隊;ウォーラス小型飛行艇

キングフィッシャーその1downsize
ほぼ同期生のライバル水上観測機たち
ウォーラスが1933年初飛行とちょっと早いけど、だいたい1930年代後半初飛行でいずれも艦隊観測機近代化の一環でした。

米戦闘機まで墜とした零観、英潜水艦を捕獲したアラ
格闘戦能力を重視し敢えて複葉を選んだ零観はP38やF6Fも墜としています。アラド196は高性能で攻撃力が高く英潜水艦を制圧し鹵獲する武勲を立てています。でも、キングフィッシャーにはこれと言った武勇伝はありません。

エンジン馬力比較
カタリナやラプラタ河口海戦のシーフォックスの活躍もないし
太平洋、大西洋の「天下分け目」で武勲を挙げたカタリナ飛行艇に比べて、各国の艦載観測機は海戦で目立った活躍はありませんね。グラフ・シュペーを狩り立てるのに一役買ったシーフォックスは別にして・・・。
カタリナ飛行艇の過去記事です↓
空飛ぶネコか?いえカタリナは両生類

二兎を追わずジミチに・・
ところでこの海戦でアラドは観測、偵察ではまったくの役立たずで終わりました、二兎を追ってはいけないようです。

武装比較
観測機をクビにしたレーダー
第2次大戦が勃発すると、アっと言う間にレーダーが普及し、開戦2年目1940年のマタパン沖夜戦のレーダー射撃で英海軍がワンサイドゲームで勝利し、海戦で弾着観測をヒコーキでやって照準を調整するなどは、アっと言う間に昔話になりました。
日本人が開発したレーダーの過去記事です↓
対艦レーダー、TVアンテナ、電子レンジ、日本人の先駆研究の贈り物

だって陸上型の方が多いし・・・
キングフィッシャーだってジミチに頑張ったんです、哨戒とか、レスキューとかで。それにもうフネで弾着観測するような時代ではなくなったので、実はキングフィッシャーはフロートの代わりに車輪を付けた陸上型の方が生産数の半分以上なんです。

複葉のウォーラスはさっさと海上レスキューに特化
もっと保守的で地味なライバル、ウォーラスは早々と海難レスキューに活路を見出し目立たぬながら貢献しました。キングフィッシャーも実は海難レスキューで働いています。

練習機としてか使わなかった英国
豊かなアメリカが苦戦する連合国に武器弾薬などを貸してあげるレンドリース法が成立し英国にもありとあらゆる米国製機が送られました、もちろんキングフィッシャーも。でも、設計古いし、低性能だし、FAA(英国艦隊航空隊)にはウォーラスがあるし・・・、と言うことでFAAではキングフィッシャーは練習機としてしか使わなかったようです。

オーバーサイズのコックピット
何だ、かんだとケチをつけてますが、キングフィッシャーのデザイン(機体設計)と衣装(塗装)は好き♡です。オーバーサイズのコックピットとか、何だかチャンスボート風で・・・。

OS2U-3キングフィッシャーの諸元
乗員:2名
全長:10.2 m、全幅:10.9 m、全高:4.5 m、翼面積:24.3平方m、全備重量(Gross weight):2,259 kg
エンジン:プラット&ウィトニー(Pratt & Whitney) R-985-AN2 ワスプジュニア(Wasp Junior)450馬力
最大速度:毎時275 km、航続距離:1,461 km、上昇限度:5,500 m、翼面荷重:93 kg/平方m
武装:7.62㎜機銃×2丁、295 kg爆弾1発

出典:ウィキペディア記事「OS2U (航空機)/Vought OS2U Kingfisher」、「零式観測機」、「Ar 196 (航空機)」、「スーパーマリン ウォーラス」

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